湯浦中ブログ

【家庭訪問】020501

 昨年の今日は、改元で全国が祝賀ムードに溢れていました。ずいぶん昔のことのように感じます。

 家庭訪問は大変お世話になりました。新型コロナウイルス感染症対策のため、マスクを着用し、玄関先で距離を空けてと変則的な方法で行いました。

 私が田浦中生の頃は、家庭訪問期間は午前中授業で午後は長い長い部活動でした。1・2年生の時は、家庭訪問の日に部活を抜けることができて嬉しかったことを思い出します。今の部活動の上下関係は羨ましいくらい仲良しですね。私たちの頃は、歯の治療に行くにも、上級生から「ビンタ一発打たれて」行かないといけないという訳の分からない時代でした。

 初任校は西合志南中でした。熊本市のベッドタウンのため、狭い校区に1学年7クラスの住宅が密集していました。1学期途中まで車を持っていなかったので自転車で回りましたが、一件目で大きなスイカをいただき、前かごに入れたままの家庭訪問でした。

 異動した人吉二中では畑が広がる風景の中、幹線道路へ出る道を見失い、30分ほどさまよいました。生徒に狭い道を案内され崖ぎりぎりを通ったこと、2年連続で同じ生徒が親に家庭訪問のプリントを渡しておらず、誰もいなかったこと…。スマホもカーナビもなかったころの思い出です。(H)