2024年3月の記事一覧
3月19日(火)の給食
献立:かしわ飯、牛乳、さつま汁、ゆかり和え
今日は山鹿の郷土料理である「かしわ飯」を作りました。かしわ飯は昔から地域のお祭りや、田植え、稲刈りなどの時に、お客さんに作る料理でした。かしわ飯の「かしわ」とは、ニワトリのことです。昔は各家庭でニワトリを飼っており、卵を産まなくなったら、さばいてかしわ飯などの料理に使っていたそうです。可哀想に思えますが、その分、とても感謝をして頂いていたそうです。今は家庭で飼っているところはほとんどありませんが、養鶏所では、大切に育てられて私たちのもとに届いています。改めていつも感謝をして食事をしたいですね。
3月18日(月)の給食
献立:麦ご飯、牛乳、だんご汁、大根サラダ
大根は、根っこの部分は淡色野菜、葉っぱの部分が緑黄色野菜です。葉の部分はスーパーなどでは切り落とされていることが多いですが、根よりもビタミンCが豊富に含まれ、根にはないβ-カロテンも含まれています。もし葉が付いている大根を買った場合は、みそ汁や和え物にして食べると良いですよ。もちろん根っこの方にもビタミンCは含まれています。皮のほうに多く含まれているため、皮ごと食べるのがオススメです。
3月15日(金)の給食
献立:丸パン、牛乳、肉団子のトマトソース煮、ツナサラダ
今日はトマトについて紹介します。トマトの赤い色はリコピンという色素成分です。リコピンはカロテノイドという色素成分の一種で、がんや老化を予防する抗酸化作用があります。リコピンの吸収率は、生よりもケチャップなどのペーストに加工されたものの方が高いとされています。また、油と合わせると、吸収率が高まります。ビタミンCやカリウムも豊富に含まれ、疲労回復効果が期待されるクエン酸や、便秘改善に役立つペクチンなども含まれています。熊本県は、トマトの生産量が全国1位で、特に「塩トマト」や、八代で生産される「はちべえトマト」が有名です。
3月14日(木)の給食
献立:麦ご飯、牛乳、みそ汁、きのこソースのハンバーグ
この日のハンバーグのソースには、えのき、しめじ、しいたけの3種類のきのこを使いました。きのこ類は、低エネルギーで、不溶性の食物繊維や、カリウムが豊富に含まれています。また、天日干しなどで紫外線にあてて乾燥させることで、ビタミンDの含有量がアップします。ビタミンDは、カルシウムの吸収を助ける作用があるため、成長期の子ども達には積極的に摂ってほしい栄養のひとつです。
3月13日(水)の給食
献立:きのこパンシチュー、牛乳、春キャベツのスパゲッティ、枝豆サラダ
今日は春キャベツを使ったスパゲッティを作りました。キャベツは一年中作られていますが、4~5月は一番生産量が多いです。この時期のキャベツは「春キャベツ」などと言われ、葉が柔らかいのが特徴です。今日は、一足はやく春キャベツを使い、スパゲッティにしました。家で食べるときは加熱せずにサラダなどにして食べると、より春キャベツの柔らかさを感じることができるためオススメです。