人権子ども集会
「熊本県人権子ども集会に参加して」 人権教育担当 宮原博文 1月19日(日)、熊本城ホールで、熊本県人権子ども集会が開催されました。この集会は、いじめや差別のない社会を目指すために行われるもので、県内の小中高生約2300人が参加しました。本校からも1、2年生の人権係6人が、学校を代表して参加しました。 人権子ども集会は、子ども実行委員あいさつ、体験・活動報告、全体活動(手話を交えての「パプリカ」の合唱)、集会アピール採択の内容でした。体験・活動報告では、初めに松橋支援学校中学部の3人の生徒さんが「交流及び共同学習を通しての学び」と題して、発表されました。発表者の一人の2年生の上村奈生さんは錦町出身であり、居住地校交流として、学期に1回ずつ本校で交流学習をされています。上村さんは、発表の中で、松橋支援学校中学部の「スマイリーあいさつ運動」という「笑顔」「目線」「声の大きさ」を意識して気持ちの良いあいさつをしようという取組や、錦中学校での交流学習の時、「自分から友達に話しかけること」を目標にしていて、「自分から伝えることの大切さ」を実感することができたことなどを発表されました。 集会アピールで、「インターネットやSNSでのいじめをなくし、自分にできることから、そしてなかまとともにできることへ!私たちの力で『考動(考えて動くこと)』を起こすことで、あらゆる差別やいじめのない、人と人とが互いを尊重し合い、笑顔で支え合える未来をつくっていこう」と訴えられました。 本校の6人の生徒たちは、積極的な姿勢で集会に参加することができ、学んだことを今後に生かしていきたいという感想を述べていました。
人権旬間
6月21日(月)~7月8日(木)は錦中人権旬間でした。人権係の生徒を中心に、いじめや差別のない錦中学校にするための様々な取組をしました。本年度の錦中行動宣言は「①温かい言葉で笑顔の花を咲かせよう。」「②ありがとう。ごめんなさい。が言える錦中生」「③丁寧な言葉遣いができる錦中生」「④言葉の重みを理解し、人を傷つけない錦中生」です。これは、生徒アンケートをもとに人権係で話し合って作成しました。また、各学級でも自分や学級集団を見つめたり、日常生活で感じたことや考えたことを振り返ったりして話合いを行い、学級人権目標を立てました。また、目標実現に向けたプラスワン活動では、人権係が考えた人権トランプを通して、互いのことをよく知り、相手と直接話すことの大切さに気付きました。7月8日(木)の校内人権集会では、人権係や各学級からの発表を通して、再度、いじめや差別のない錦中学校にするためにどうすればいいか、一人一人が真剣に考えました。
人権集会
6月17日(月)~7月11日(木)は錦中人権旬間でした。「人権学習」や「校内人権アンケート」などを実施し、『自分や学級集団を見つめ、身の回りのいじめや差別に気付き、なくしていくためにはどうしたらよいか。』について各学級や人権実行委員で話し合いました。それらをもとに、錦中行動宣言「Connect the mind ~深めよう心の和、広げよう錦中の輪~」が立てられ、各学級で学級人権目標を作成したり、人権実行委員が企画した啓発活動に取り組んだりして、最終日7月11日(木)に行われた校内人権集会で振り返りをしました。 人権旬間での取組を生かして、いじめや差別のない錦中学校にしていきましょう。