伝えよう

【伝えよう】温かい贈り物

12月6日(火)。学校に2冊の本が届きました。『ハイジが生まれた日―テレビアニメの金字塔を築いた人々』と『図説アルプスの少女ハイジー『ハイジ』でよみとく19世紀スイス』の2冊です。送ってくださったのは ちば かおり 様。かほくまつりの『セロ弾きのゴーシュ』映画上映会に来ていただいたことがご縁で本校とのつながりができ、図書館に寄贈していただきました。同封のお手紙には、「生徒たちの活躍には本当に驚かされました。あの瞳の輝き、意欲…。子どもが元気な町には未来があると思います。素晴しい故郷を持てている彼らが地元で生き生きと過ごせたらうれしいですね。少し羨ましかったです。」「『みわたせば 一面に広がる 自然たち』いただいたゴーシュのしおりに生徒さんが書いてくれた句です。鹿北の風景を思い出しながら使っています。大切にします。」などの温かいメッセージを添えていただきました。お手紙と本を手にして、これからも素晴らしい鹿北の地と鹿北の宝である子どもたちを大切にしながら一緒に歩んでいきたいと強く思いました。ちば様、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

【ちば かおり様のプロフィール】

福岡県柳川市生まれ。海外児童文学およびテレビアニメーション、とくに「世界名作劇場」シリーズを研究。日本ハイジ児童文学研究会所属。著書に『ラスカルにあいたい』『アルプスの少女ハイジの世界』(いずれも求龍堂)、『「ラスカル」の湖でースターリング・ノース』(文渓堂)、『図説アルプスの少女ハイジー『ハイジ』でよみとく19世紀スイス』(共著・河出書房新社)、『世界名作劇場への旅』(新紀元社)など