保小中連携・地域連携

鹿北小・中学校合同校内研修

9月28日(水)15時50分より鹿北小・中学校合同校内研修を行いました。合同での校内研修は初めてのことであり、このことは小・中連携が進展していることを意味しています。

 研修内容は、9月14日~15日の2日間、小・中学校から4名の先生が小中連携や授業改革を学ぶために高知県を訪問しました。その復講と授業づくりについてが主な内容です。生徒が積極的に授業をつくり、教師がサポートする。そんな授業展開を目指してどのようにすればよいのかなどの意見交換が行われました。このことは、次期指導要領で示されるアクティブ・ラーニングにもつながるものと考えています。

 今回の合同研修は、授業改革の新たな一歩であり、一人一人のこれからの実践こそが大切であると思います。

 10月12日(水)は中学校社会科の大研、19日(水)は小・中合同研究授業及び授業研究会が予定されています。今回の研修を踏まえて、どのような授業が提案されるのかが楽しみです。

アクティブ・ラーニングについて、文科省用語集には、「学修者の能動的な学修への参加を取り入れた授業・学習法の総称」と解説しています。この「能動的」という箇所こそ、アクティブ・ラーニングのポイントを示しています。アクティブ・ラーニングの着眼点は、学習の形態よりも、学習者の状態であり、学習への能動的な在り方にこそ着目すべきということなのです。グループ学習においても、グループで学習をする形態に着目することよりも、子どもたちがどこまで、その気になって学習に取り組んでいるのか、その状態にこそ着目すべきなのです。学習者がどれだけ学習に能動的であるのか、この視点こそ、アクティブ・ラーニングを取り上げる時に重視すべき点といえます。(資料抜粋)