保小中連携・地域連携

【地域連携】山鹿市鹿北町戦没者追悼式

 5月16日(木)9時40分より鹿北市民センターにて、「山鹿市鹿北町戦没者追悼式」が行われ、本校2年生が出席させていただきました。あいさつの中で、中嶋山鹿市長は「戦争を知らない世代が増えていく中、次の世代に平和の尊さを伝えていくことが私たちの使命」との言葉がありましたが、まさしく、今の中学生に戦争の悲惨さ、平和の大切さ、命の尊さをどのように伝えていくのか、私たちに突き付けられた課題だと感じました。

遺族会会長様からは、中学生の方を向かれて、「戦争で亡くなられた方の犠牲の上に今がある。また、戦後、一生懸命努力されてこられた方々がいたから今がある。今日のこの追悼式を、命の尊さ、平和の大切さについて考える機会にしてほしい」と、思いを伝えてくださいました。

 中学生代表からは、「来年1月に修学旅行で沖縄に行きます。沖縄で現地の方々と交流し、戦争や平和について考えてきます。戦争の被害にあわれた多くの方々の思いを知り、たくさんの人に伝えていき、二度と戦争が起きないようにしなければならない。」と力強く決意を述べました。

 今日は、鹿北町で亡くなられた452人の方々のことを思い、今生きていること、そして、これからどう生きていくのか、どう命を輝かせていくのかを考える日にしたいと思います。