学校生活

山鹿市小中学校特別支援学級学習発表会・作品展

 10月20日(土)8時45分より、菊鹿町グリーンパルスにて、山鹿市小中学校特別支援学級学習発表会及び作品展が開催されました。山鹿市内小中学校の児童・生徒、さらには保護者の皆さま、地域の皆さまが来場し、体育館いっぱいになりました。

 司会の小学生の「目と耳と心で参加しましょう」との開会の言葉で発表会が始まりました。鹿北中は、平小城小・三岳小・鶴城中・鹿北小とともに北部地区となります。今日の日を迎えるまで、何度も集まって練習を重ねてきました。たくさんの先生方に指導していただき、小中学生が協力して劇を創りあげました。

 そして、発表会の最初に登場したのが北部地区です。最初というのは緊張しますが堂々の演技で声も大きく表現力もとても豊かでした。

劇の内容

 自然豊かで、みんなが仲良く暮らす北部村に鬼たちがやって来ました。どうも北部村に住みつくつもりらしい・・・。困った村人は、力を合わせて鬼たちを追い出すことになりました。様々な方法を使って鬼に出て行ってもらおうとします。そして、とうとう村人みんなの力で鬼たちを追い出すことに成功します。しかし、今度は、鬼が「この村が気に入った。一緒にこの村に住みたい」と村人にお願いします。鬼が村人を食べてしまうのではとの誤解も解けて、最後はみんなで一緒に暮らすことになり、鬼と村人みんなが握手をする中、幕がおりる。

 劇の内容も温かく、鬼の演技は会場の方々みんなを引きつけるほどの迫真の演技。小中学生一人一人の頑張りが伝わってくる最高の劇となりました。劇に込められた思いもしっかりと伝わってきました。

 その後、西部地区、東部菊鹿地区、東部鹿本地区、手をつなぐ育成会本人部会、南部A地区、南部B地区の児童・生徒を中心に、劇、音楽物語、ダンス、合唱と続きました。また、途中に作品を鑑賞する時間があり、手作りの小物、絵画、書道など一生懸命つくった作品を鑑賞しました。

司会、開閉会式、あいさつ、会場作りなども小中学生の手で行われ、笑顔と感動が体育館いっぱいに広がる学習発表会・作品展となりました。