【休校中の生活】森教頭先生からのメッセージ
学校が休校になり、今日で68日目、休校期間は34日目になりました。この間、生徒の皆さんも家族の皆さんも、誰かのために、自分のために命を守る考動をし、本当によく辛抱していると感じています。
6日の夜、NEWS ZEROのアナウンサー有働由美子さんが最後に語った感謝の言葉が、今の皆さんと重なり、涙が出てきました。
新型コロナ禍の今、26年前、当時中学生だった子が先輩へ贈った激励に、「人生は辛抱、未来は希望」と書いた言葉が急によみがえってきて、現在の気持ちにつながっているなあと実感をしています。
人は、言葉にであい、突き動かされ、感動したり、励まされたり、明日の元気の源にしたりします。逆に、言葉に苦しみ、悲しみ、傷つき倒されることもあります。
思うことも、考えることもすべて言葉から生まれます。だから、今家にいる皆さんから発してください、温かい言葉を、感謝の言葉を、誰かを救う言葉を。その言葉は、時空を超え、きっとあなたのもとへ戻ってきます。誰もが、心にしみる言葉を待っているのです。
言葉の力で、この困難を一人一人分かち合い、乗り越えていきましょう。
鹿北中学校教頭 森 晋一郎