行事アルバム

授業スナップ6/11

写真:3枚 更新:2020/06/11 学校サイト管理者

3時間目の様子です。 1年生は音楽。入学後初めての音楽の授業、オリエンテーションですが、普段通り大きな声で近寄って歌うことをせず、教室で音楽記号ビンゴゲームに取り組んでいました。クレシェンド、デクレッシェンドってどっちがだんだん大きくだったっけ?♪伸ばす印はフェルマータ、と歌っていたことを思い出し、何十年経っても印象に残っているフレーズは忘れないんだと不思議な気分でした。その後の人生でフェルマータという言葉を使った記憶はありませんが・・・。 2年生は国語。「生物が記録する科学 バイオロギングの可能性」についての学習です。バイオロギングとは、生物にカメラなどを取り付けて生物の目線で記録し、生態等を研究することで、今日の授業ではペンギンにつけたカメラの映像を見ました。すごいなあと感心しました。 3年生は社会。ロシア革命についての学習です。第一次世界大戦の頃の歴史です。当時の動画の紹介があり、歴史もこの頃までくると動画が残っているんだなあと感心しました。新型コロナウィルスも将来、確実に歴史の教科書に載ることでしょう。

雨の朝の風景

写真:1枚 更新:2020/06/12 承認者

駐輪場から昇降口まで少し距離があるので雨の時は生徒が濡れてしまうことがありました。そこでカッパのまま昇降口に来てそこで脱げるようにカッパ掛けを設置しました。池邊先生が倉庫に眠っていたものを改造して下さいました。快適なようです。

授業スナップ6/15

写真:3枚 更新:2020/06/15 学校サイト管理者

1時間目の様子です。1年生は英語。「英語の文の約束」の学習でした。文の最初は必ず大文字、疑問文は必ず?をつけるなどを勉強していました。教頭先生がT2で入っていただき、分からないところなどにも丁寧に対応していただいています。2年生は社会。南蛮貿易について学習していました。モニターには南蛮貿易の様子のきれいな絵が映し出され、学習の雰囲気がよかったす。チキン南蛮とどんな関係があるのかという素朴な疑問が出され、面白そうでした。3年生は数学。「因数分解」山下先生がT2で入っていただいています。(a+b)x+(a+b)yを因数分解するには、共通する(a+b)をAと置き換えて考えることの学習でした。Ax+Ay=A(x+y)=(a+b)(x+y)となります。よく、因数分解など大人になったら使わないという意見も聞きますが、例えば、学校で委員会の放送でたまに聞く「1組の図書委員は放課後図書室に来て下さい。2組の図書委員も放課後図書委員に来て下さい。」などを「次の人は放課後図書室に来て下さい。1組と2組の図書委員です。」とするのは、因数分解の考え方だと思います。呼ぶ人が多くなればなるほど有効です。また、80円の品物と20円の品物を2個ずつ買う場合も80×2+20×2を無意識に(80+20)×2として200円とかんがえるのもそうでしょう。売上げを伸ばすために、売上げ=商品単価×売上げ個数とか、商品力×接客力と考えるとか、分割して分析することで次の一手を考える場合もあるそうです。3年国語で学習する「握手」のルロイ修道士のセリフ「困難は分割せよ」も、ある意味、因数分解かもしれません。(写真3枚)

生徒集会

写真:3枚 更新:2020/06/16 学校サイト管理者

生徒集会で、生徒会の今年度テーマ「開花~個々の輝きで新たな花を~」が発表されました。「たくさんの挑戦と成長を重ねながら新しい自分を見つけてほしい」との思いで、このテー、マにしたそうです。そのために今の姫中には自主性・積極性が足りないので、「あたりまえのことをあたりまえにできる」「自ら考え、行動できる自主性・積極性を高める」「新しいことに挑戦する」の3点を重点的に取り組むそうです。さすが姫中生といえる内容でした。 その後、姫中人権宣言、上天草市いじめ根絶宣言の紹介がありました。生徒指導の橋口先生から、6月の生活テーマ「そろえる」というお話がありました。イスで十分な間隔を取って3密を避け、短時間で行いました。

シェイクアウト訓練

写真:1枚 更新:2020/06/17 学校サイト管理者

市の防災無線でJアラートの訓練放送がありました。職員も今日あることを知りませんでした。緊急地震速報の放送のあと、教頭先生が校内放送をされました。予告なしのシェイクアウト訓練です。職員も生徒も全くの前触れなしの訓練です。しかし、さすが姫中の先生方と生徒たちでした。見に行った時には見事に机の下に潜っていました。しかも、前回の訓練での「机に潜るときは、机の脚をつかんだほうが良い」の指導を守り、しっかり脚をつかんでいました。しかし、防災において、常に机に潜ることが正解ではありません。決めつけることの危険性があります。お昼の放送では、廊下の方が安全な場合もある、外に出た方が安全な場合もある、落下物や倒壊物の心配がない安全ゾーンがどこかを判断することが大切だとの指導も行いました。そのためには日ごろから、どこが安全かを考える習慣が必要です。決まったことしかできないのではなく、自分で考え判断できる力の育成を目指しています。

授業スナップ6/17

写真:3枚 更新:2020/06/18 学校サイト管理者

3時間目の様子です。1年生は社会。世界地理で熱帯の学習です。下田先生は、電子黒板で熱帯地方と東京の雨温図を提示し、比べることでその特徴気づくよう生徒をいざなっていました。グラフは自由に各地のものと変えられ、熱帯と熊本の違いも考えていました。熱帯地方より月の最高気温は東京や熊本が高いことなどに驚きました。先生は、教科書の熱帯地方の方の言葉を紹介し、日本に「熱帯夜」という言葉があるそうだが、実は熱帯の夜は長袖が必要なときがあるなど過ごしやすいという大人の常識を覆すような内容の勉強をしていました。2年生は国語。「バイオロギング」で、ペンギンが深く長く潜れる能力があるのに、短く浅く回数多く潜る生態がペンギン自身にカメラや発信器などをつけることで明らかになったことを読み取っていました。えさが浅いところにいるからみたいです。動物好きの口脇先生の思いが伝わりました。3年生は美術。風景画の透視図法について、学習していました。それぞれ違う姫戸の風景写真に一点透視などになっている箇所を見つける学習をしていました。いつも見る姫戸の風景に潜む表現技法に新鮮な驚きがありました。流石、ご自身も絵が堪能な池邊先生の授業でした。

教育相談

写真:3枚 更新:2020/06/19 学校サイト管理者

学校再開前の5月に全生徒対象の三者面談をおこないました。休校で予定されていた通常の家庭訪問ができませんでしたので、休校中の様子等もうかがいながら学校再開に向けて生徒一人一人の状況を確認し、より細やかな対応を行うために実施しました。保護者の皆様には、平日に時間を取っていただき、ありがとうございました。今週は、全生徒を対象にした教育相談を行っています。事前に心のアンケート等を行い、長い休校から明けて、学校再開半月後の今の思いなどを聞き、必要なケアにつなげたいと考えています。

授業スナップ6/22

写真:3枚 更新:2020/06/22 学校サイト管理者

1時間目の様子です。1年生は数学。自然数、整数、数全体の学習でした、教室に入ると何やら不思議なワードが。「今から魔法をかけます。そうすると今から皆さんは、自然数しか知らなくなります。」面白そうです。橋口先生は「私の指を数えてください。」と言われ、指を折ります。「3」「2」「1」と1年生は答えます。その次、先生は親指と人差し指を丸め、OKマークをして、「これは?」当然「0」と答えると思いきや、生徒たちは「3」と答えました。自然数には「0」が含まれないことを理解した上で魔法にかかっていたのでした。さすが!「2-5」の答えを聞かれたときも「わかりません」とみんなで答えていました。参観者が「えー、わからないの?習ったでしょ。」とあおっても、ぶれませんでした。この場合、負の数は自然数に含まれないので「わかりません」が正解です。「わかりません」が正解になる授業は素敵だなと思いました。2年生は社会。江戸時代の歴史についての学習でした。わかりやすく大まかに多めに見積もると1石が今の価値で10万円だそうです。そうすると、加賀百万石の前田氏は100億に迫る年収ということになります。想像も付かないぐらい凄いことが分かります。それこそ「お大名」の生活だったことでしょう。下田先生はデジタル教科書を活用し、当時の大名の力をわかりやすく考えさせていました。3年生は、英語。現在完了形の学習です。「ずっと、○○していた」などの言い方を、「have+過去分詞」であらわすもので、過去、現在、未来とかは分かるけど、進行形とかは分かるけど、「過去分詞て何や」と混乱しがちな内容です。樋口先生はプレゼンテーションソフトを使ってなるだけわかりやすく伝えようとがんばっていました。

安心安全な給食のために

写真:4枚 更新:2020/06/23 学校サイト管理者

安全な給食を生徒に届けるために、給食の受け渡しも万全の体制で臨んでいます。姫中の給食は、姫小の給食室で作られます。おいしさに定評がある姫戸の給食ですが、調理の過程においても万全の衛生管理がなされます。そして、できあがった給食は、調理員の先生が姫中まで運搬してこられます。無人の状態を作らないよう、時間前には姫中の担当の先生方が受け入れ場所に待機しています。届いた給食や食器を受け取り、鍵をかけた部屋の冷蔵庫等で保管します。その後、校長室で4校時の途中に検食を行います。今日も西村先生、山下先生、柴田先生が腹ぺこな生徒や職員のためにその任務を果たしてくれたことに感謝です。そして、小学校の給食の先生方、おいしく安心安全な給食、いつもありがとうございます。今日もおいしかったです。(写真4枚)

授業スナップ6/24

写真:3枚 更新:2020/06/24 学校サイト管理者

3時間目の様子です。1年生は技術。木材の繊維の方向による強度の違いを学習していました。池邊先生は、実物やプレゼンテーションソフトを使いながら、わかりやすく提示していました。それだけでなく、一人ひとりに、繊維が縦向きの木材と横向きの木材を準備し、実際に力を入れて比べることを全員ができる工夫がしてありました。片方は簡単に真っ二つになりました。提示や、人がするのを見るだけでなく、実際に自分で体験することはとてもいい勉強ですね。2年生は理科。硫黄と鉄の性質を実験しながら確認していました。2人のペアで協力しながらすすめていました。酸素以外の物質どうしが反応する化学変化があることを知ることが目的だそうです。3年生は英語。ALTのフジコ先生との授業でした。フジコ先生が読んだ文章を聞いて、どんな内容だったかを考えていました。「アマゾン」「80%」などの言葉が聞き取れたので、最近の電子商取引の話かと思ったら、アマゾン川流域の開発や環境についてだったようです。

道徳研究授業

写真:4枚 更新:2020/06/25 学校サイト管理者

道徳の研究授業を行いました。1年生で担任の三川先生の授業です。「自分の性格が大嫌い」という教材を使って、「自分とのつきあい方を考えよう」という主題でした。最初にのび太君を例に出して性格について考え、事前に取ったクラスのアンケートから、自分に短所がおおいと思っている実態を共有しました。終末では、三川先生の経験が出され(なんと大学ではアメフト部!)、実体験に基づき、短所に見えることも自分の特徴の一側面で自分の良さに気づいてほしいという思いが語られました。最後には、クラス全員が一人ひとりに書いた「あなたのいいところ」をまとめたカードが渡され、温かい雰囲気の中で授業が終わりました。授業研究会では上天草市教育指導員の松岡先生を講師にむかえ、「特別の教科 道徳」の授業の在り方などを教えていただきました。コロナの状況下での対話的な学びの在り方については今後も研究を進める必要があります。

授業スナップ6/26

写真:3枚 更新:2020/06/26 学校サイト管理者

3時間目の様子です。1年生は、音楽、校歌の授業でした。1年生17人を二つの班に分け、一班が音楽室で鑑賞を行っている間、もう一班は、外廊下に出て歌います。間隔を取り、マスクもつけながら。細心の注意を払って授業を行う山下先生の努力が伝わりました。2年生は国語。「メディアと上手につきあうために」池上彰さんの評論文を学習していました。新聞、ラジオ、テレビ、インターネットと、現代の生活はメディア抜きには語れません。情報を一方的に信じるのではなく、それぞれのメディアの特性を知り上手につきあう必要があるという池上彰さんの文章は説得力があります。口脇先生は、活字などの情報はすべて信用できるのかという問いから授業を進めていました。3年生は社会。第2次世界大戦のきっかけの場面でした。ドイツがソ連と結んだ不可侵条約、ポーランド侵攻の訳などを探る内容でした。下田先生は、デジタルコンテンツを活用し、当時の世界地図に書き込みながら情勢を考えさせていました。

授業スナップ6/29

写真:3枚 更新:2020/06/29 学校サイト管理者

5時間目の様子です。1年生は保健体育。体育館でウォーミングアップをしていました。音楽に乗って、一人ひとりが何秒かおきに出発してランニングをしていました。密を避けるための清水先生の工夫に感心しました。しかも音楽は「負けないで」です。この曲を聴きながら、一生懸命走っている姿を見るとそれだけでうるっときます。条件反射ではないはずです。2年生は理科。酸化銅の復習として、問題演習に取り組んでいました。酸素の量を銅や酸化銅のグラフや他のデータから割り出すという数学の力も必要とする問題です。難しい問題にも、三川先生や支援に入る養護の柴田先生と一緒にがんばって取り組んでいました。3年生は社会。日米開戦についての学習です。点として、それぞれの出来事の羅列を覚えるのではなく、なぜそうなったのかを関連づけて考えて行くと歴史は物語のように思えます。下田先生はデジタル教科書を用いて、「どうして?」を大事に進めていました。しっかりと歴史を学び、未来を築いてほしいと思います。

星に願いを

写真:3枚 更新:2020/06/30 学校サイト管理者

保健の柴田先生の企画で、七夕飾りをしています。少しずつ増えていき、七夕の日までには全生徒・職員の願いごとの短冊が飾られる予定です。笹は、学校主事の西村先生が取ってきてくれました。書かれている内容は、疫病退散や、学力向上など、切実なものもあります。みんなの願いがかなうといいなと思っています。5日(日)のオープンスクールで、実物をご覧下さい。

授業スナップ7/1

写真:3枚 更新:2020/07/01 学校サイト管理者

2時間目の様子です。1年生は数学。単元のまとめの問題演習をしていました。正負の数の乗除加減が混ざった式です。( )がついたり、かけ算や割り算を先にしなければいけなかったり、あちこちにポイントがあります。それらに引っかからないように上手にクリアせよ、という謎解き感覚でがんばっていました。橋口先生と山下先生と二人がかりで質問に答えたり個別指導したりしていました。分からないところをそのままにするなよ。いっぱい質問しなさいよ。2年生は英語。樋口先生とフジコ先生が、夏休みの予定について聞いていました。参観者はわざと[study]とあおりましたが、生徒たちは[sports][swim][club][play]などと答えていました。今年はかなり短い夏休みです。なかなか予定は立ちにくいですね。3年生は国語。「批評の言葉をためる」という論説文の学習です。筆者は本文で、「中学生ぐらいになると、まず家族や周りの人間に対して批判的になる傾向が見られる。相手の欠点が目について、たとえ口に出さなくても心の中で批判の言葉を持ち始める。しかし、ここでの批判はたいていまだ不平不満の言葉である。」と訴えます。分かる気がします。不平不満の批判ではなく建設的な批評を、という筆者の主張には納得です。

道徳の授業

写真:2枚 更新:2020/07/02 学校サイト管理者

 1年生の道徳で、「いじめのない世界へ」という学習をしました。「特別の教科 道徳」となり、いじめなどについてもより積極的に取り上げて学習するようになりました。今日の授業では、教科書のイラストの中からいじめにあたる行為を見つけるという活動をしていました。生徒たちは、まず、そうだと思われる行為を自分の教科書に印をつけます。その後、電子黒板の画面に書き込み○で囲みます。落書きや暴力などわかりやすい行為の他、生徒たちから、何もせず見ているイラストに「傍観者だ」という鋭い指摘もあり、小学校でしっかり学習してきたことがうかがえました。全体で共有することで、自分はそんなに感じていなくても、それはいじめにつながるのだなということの理解が深まったと感じました。みんなで学習することの良さを感じました。  これからも、いじめはどこの学校、学級にも起こりうるものとしてこれからもしっかりと取り組みます。そのための要の道徳の時間も大切にしていきます。

全校集会を行いました。

写真:4枚 更新:2020/07/03 学校サイト管理者

全校集会を開きました。まず、生徒指導の橋口先生から、6月の振り返りと7月の目標についての確認がありました。7月は「身だしなみを整える」として、「名札の着用」「制服・体育服の着こなし」「マスクの徹底」が示されました。続いて、研究主任の三川先生から「学習についての確認がありました。授業では、「ひ・め・ど学習」というスタイルで、「主体的・対話的で深い学び」を目指します。また、校内研究では「自らの学習をデザインする」ことができる生徒の育成を図ります。その一環として、今年度から市販の生活ノートではなくオリジナルの「姫中ノート」を作成し、家庭学習をデザインし、進んで学習する習慣をつけさせたいと考えています。その取組の方法についての確認を行いました。最後に、養護の柴田先生から「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~」と題した説明がありました。これは日本赤十字社がHP上で公開している資料をもとに、新型コロナウィルスには「病気」「不安」「差別」という3つの感染症の顔があり、知らず知らずのうちに影響をうけていることを知り、この負のスパイラルを断ち切ろうという内容です。人権教育の視点からもとても大切な内容でした。日本赤十字社HPのこの内容のページのリンクを張りました。「リンク」からご覧下さい。

日曜参観

写真:4枚 更新:2020/07/08 学校サイト管理者

本日は日曜参観、オープンスクールです。午前中の授業も全てフリー参観を行いました。5時間目は、命を大切にする心を育む授業の一環として全学級「特別の教科 道徳」の公開授業を行いました。1年生は「あなたはひかり」。みつはしちかこさんの詩を教材に、自分らしく生きることの素晴らしさの学習でした。「そのままのあなたが好きよ 自分の弱さと戦いながら ころんだり傷ついたり 不器用に生きている(後略)」生き方を丸ごと肯定するような素敵な詩ですね。2年生は「書かれなかった遺書」ジャンボ機墜落事故で娘さんを亡くされたお母さんが、娘さんの隣の席の方のご遺族にお礼の手紙を書かれたという実話を教材におもいやって生きていくことの素晴らしさを考えました。3年生は「あなたはすごい力で生まれてきた」。出産はお母さんだけががんばってできるのではなく、赤ちゃんも必死の力で生まれてくることの内容でした。反抗期では「生まれたくて生まれたわけではない」などと言うかもしれませんが、赤ちゃんが必死に外に出ようとしないと生まれないことが分かり、命の大切さを考えることができたことでしょう。

社会科授業

写真:3枚 更新:2020/07/08 学校サイト管理者

1年生の社会科の授業の様子です。世界地理の学習でした。電子黒板に映っているのは、なんとエジプト滞在時の下田先生でした。ピラミッドを前に、そして、ピラミッドの内部に入る直前まで、できる範囲でレポートをしている様子で、ご自身の旅行時の映像でした。まるで、世界の不思議を発見するテレビ番組のミステリーハンターのようでした。授業者が授業に必要なことを現地でレポートする。これはかなりわかりやすい映像です。しかも、それがピラミッドなど世界遺産の前ならなおさらです。パピルスを使って紙を作る工程の映像もあり、生パピルスの映像が新鮮でした。

ひめど「つなぐ」集会

写真:4枚 更新:2020/07/08 学校サイト管理者

48年前の昭和47年7月6日に天草大水害が起こりました。犠牲になられた方は100名を超え、姫戸町だけで45名もの方が亡くなる大きな災害でした。命からがら助かった方も、家が流されたり倒壊したりして、大変なご苦労をされ、復興を果たされました。そのことをふるさとの歴史として未来に引継ぎ、さらには防災意識を向上するために、「7.6天草大水害ひめど『つなぐ』集会」を行いました。3人の当時を知る方々に来ていただきました。姫中の地域学校協働活動推進員の竹本健朗さん。竹本さんは当時他県で働いておられたそうですが、一報を受け、翌日姫戸町に帰ってこられたそうです。現在は公民館長としてもご活躍ですが、先日の特別警報発令時は近所のお年寄り一軒一軒に声を掛けられたそうです。平田実さんは、当時姫戸小牟田分校の6年生で、姫戸の奇跡と言われた児童全員が助かったという経験をされています。ご自身も濁流に流され、九死に一生を得られました。木造校舎の床が彎曲し盛り上がってくるなどの予兆があり、避難後、校舎は流されてしまったそうです。細木隆広さんは当時ヤマハ工場にお勤めで、同僚の方も犠牲になられました。ご自身も濁流に飲まれ流され、九死に一生を得られました。家も跡形もなく流されたそうです。皆様が、助かった命だからこそ大切にしなければならないと生きてこられ、現在お孫さんがいらっしゃることに感謝しておられました。だから、何よりも命を大切にした行動をしなければならないこと、「生きる力」をつけること、そのためには毎日の授業や行事、生徒会や掃除、スポーツなど目の前のことにしっかりと取り組むことが大切だと教えていただきました。