シンデレラ・フィット
日曜日の朝、コーヒーを飲みながら
「サンデー・モーニング」を見ていましたが、
相変わらずトランプさんが投了しない話と学術会議の話ばかりのようだったので、
チャンネルを回してみました。
(本当は現代のテレビのチャンネルは回せませんが)
すると、3人の女性がおしゃべりをされている番組があっていました。
お気に入りの「日曜美術館」が始まるまで、まだ時間があったので、
ちょっと見てみました。
すると、
真ん中に座っている磯野貴理子さんが
こんな話をされていました。
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服を買いに行って、ある服を合わせてみたら、
丈もサイズもびっくりするぐらいピッタリで、
すごいーと思っていたら、
店員さんが
「ピッタリですね。
シンデレラ・フィットですねー」
と言うんです。
「シンデレラ・フィット」という言葉を
知らなかったので聞き返すと、
ガラスの靴がシンデレラにピッタリ合ったことから、
アパレルなどで、服のサイズがピッタリ合うことを
そういうのだそうです。
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話を聞いていた松居直美さんも言われていましたが、
「シンデレラ・フィット」とは
最近は、収納する際に、空いたスペースに、
片付けたいモノが奇跡のように、ピッタリ収まることを、
おしゃれに言うことが多いそうです。
しかし、私は言葉の感覚として、
うまい言い方があるものだと朝から感心しました。
そういえば、前日の土曜の夜の番組では、
『人生がときめく片づけの魔法』の近藤麻理恵さんが授業?をしておられました。
面倒くさい「片づけ」に「ときめく」ことを結びつけた近藤さんは、
たいしたものだなぁと思います。
「片づけ」がとてもポジティブで価値のある行為になりました。
賢いものの見方もいろいろあるものです。
そこで私は久しぶりに
単身赴任のアパートの部屋を整理してみました。
さて、磯野さんは、その「シンデレラ」という言葉に感動して、
もちろんその服もたいへん気に入って、
色違いのまで含めて2着買ってきたそうです。
しかし、あいにく夏物なので、来年まで着る機会はないそうで、
「来年まで絶対太れない。
だって、『シンデレラ・フィット』だから」
と気合を入れて、おっしゃってました。
楽しいお話でした。