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「コロナ気をつけて」ある投書から

先日、この欄で、「医療従事者の方に感謝と応援のエールを送りましょう」というサイトについて、ご紹介しました。

保護者の皆さんの中にも、医療機関、介護福祉機関はもとより、お客様への対応をされる店舗にお勤めの方も多いと思います。

5/11(月)付けの朝日新聞に、次のような読者の投書が掲載されていました。少し長くなりますが、引用させていただきます。

 

 (声)接客中「コロナ気をつけて」に涙

会社員 中地絵美(神奈川県)

 先日、職場で泣きました。お客様に「コロナに気をつけてね」と言われたからです。

 4月7日に緊急事態宣言が出ましたが、私はスーパーで働いているので、リモートワークはできません。会社はお客様と従業員の感染防止のためにできることはしています。それでも家には病気の母がおり、不安は尽きません。

 商品の購入個数の制限や間隔を空けてレジに並ぶことなどをお客様にお願いするようになりました。不満や怒りをぶつけられたり、レシートを指でつまんで、ポイッとされたりすることが少なくありません。そんな時は「まだコロナに感染していないし、仕事があるだけ幸せだと思わなければいけない」と自分に言い聞かせてきました。

 年配の女性が帰りがけにかけてくれたこの言葉は、あいさつのようなものだったかもしれません。でも私はとても救われました。思わず「ありがとうございます!」と言いましたが、それでは言い尽くせませんでした。

 

感染防止や先行きも見えない状況など、ストレスや辛いことも多い中で、日夜働いてくれている方々のおかげで、私たちの暮らしは支えられています。

ごく身近なところからでも、感謝や応援の気持ちは伝えられるものですね。

また、生徒の皆さんは、休校中の皆さんを支えてくださっている家族の皆さんに、感謝の言葉を忘れずに贈ってほしいと思います。

 

海外からは、あの正体不明の芸術家バンクシーの話題もありました。

バンクシー、医療従事者に感謝する新作…英の病院に看護師人形で遊ぶ少年の絵