池江璃花子さんの日々
昨日の夕方、「新型コロナ影響 夏の全国高校野球が戦後初の中止決定 」というニュースが報じられていました。
「開催を信じて練習をしてきたのに」「厳しい練習をいっしょに頑張ってきた仲間たちと出たかった」あるいは「今までの時間がムダになってしまった」「夢が消えてしまった」といった高校球児の感想が紹介されていました。
また、「中止は残念だが、野球を通して今を生きる力をつけてほしい」といった城北高校の監督さんの声もありました。
昨日は、「目的と目標」というお話をしましたが、皆さんはどう思われますか。
ところで、水泳の池江璃花子さんが昨年2月からの白血病の闘病を経て、12月には退院され、今年3月には406日ぶりにプールに入られたというニュースがありました。
つい先日は、ウイッグなしの姿でCMに出演されている姿も公開されていました。
専門家によると、パリ五輪を目指すことは十分可能、という話もありました。
東京五輪での活躍を期待されていた一流アスリートの方の病気との闘い、私たちの想像以上に厳しいものでしょう。
先日はNHKで特集番組が放送されました。
「泳がなければ何もないのかな」と一時は思ったという池江さんの言葉。
一方、プールでの練習を再開した日の笑顔。
それらから、アスリートとして「水泳で好記録を出す」「オリンピックで活躍する」という「目標」と、その目標を通した泳ぐことの「目的」が、以前と現在では変わってこられたのではないかと思えました。
池江さんの健闘を祈って応援したいと思います。
あいにく、放送、再放送は終了しています。YouTubeのこの動画はダイジェスト版です。本編はNHKオンデマンドで視聴できるそうです。