80歳で後悔をしない人生
ラグビーW杯で活躍された日本代表の福岡堅樹選手(27歳)が、7人制ラグビーでの東京五輪への挑戦を断念することになったとのことです。
6/14(日)のオンライン会見を行いました。
……福岡は会見の冒頭で五輪出場を断念した思いを語った。「自分の中で後悔をしない人生をしたい思いが1番強かったです。アスリートとしてこの道に挑戦することを決めてから引退することを考えていました。今回も自分の中でこの選択が1番スッキリと受け入れられるものでした」と落ち着いた表情で語った。……
(YAHOO!ニュース 福岡堅樹「後悔しない人生を」来季トップリーグは参戦 7人制東京五輪は断念)
今後は、以前からの夢である医師になることを目指して、医学部受験のための勉強をされるそうです。
前進して、また前進するラグビーマンらしい言葉ではないでしょうか。
以前、ジェフリー・プレストン・ベゾス氏(Amazon.com の共同創設者でありCEO)の言葉を読んだことがあります。
人生を左右するような決断を下す必要があるとき、ベゾス氏は「自分の人生を80歳まで早送りする」そうです。
そのうえで、後悔を最小に減らせる道を選ぶ。すると、正しい選択肢が明らかになることが多いと言うのです。
「80歳になって、歳を取った自分は、この決断についてどう思うだろう?」と自分の心に聞くのだそうです。
生徒の皆さんも、自分なりに大きな決断をしなくてはならないときがあるかも知れません(たとえば卒業後の進路について)。
その時、80歳の自分を想像することは難しくても、たとえば5年後の二十歳の自分が、今の自分にアドバイスするなら何と言うだろう?と考えてみるだけでも、いいかもしれません。
きっと納得いく考えが浮かぶでしょう。