〇〇すれば脳のスイッチが入る
薬学博士で東京大学薬学部教授の池谷 裕二さん
(テレビ「新・情報7daysニュースキャスタ-」にも安住アナやたけしさんといっしょに出られています)
が、 糸井重里さんとの対談で話されていました。
「脳にスイッチを入れるには」という話です。
池谷さんは、
身体を動かす事実が起こると、そこにあとから脳がついて行く、
ということをおっしゃっています。
*****以下引用*****
糸井 それを知ってるだけで、 ずいぶんいろんなことがやりやすくなりますよね。
池谷 たとえば、朝、 眠いのに起きなきゃいけないとかね、
そういう葛藤もなくなるんです。
横になってたらいつまで経っても眠いんです。
体のスイッチが入ったら、脳は追随する。 つまり起きる。
そうすると目が覚めるじゃないですか。
そういうことで、面倒なことが だいぶ楽になるんですよね。
やる気にならなくても、
やりはじめればそのうち気分乗ってやるでしょ、 みたいな感じを持ってると、
たぶんすごく楽になるんです。
*****引用ここまで*****
池谷さんは「けっきょく、身体しか スイッチはない」とおっしゃっています。
身体を動かす・行動することで、脳のスイッチが入り、
めんどうなことがめんどうでなくなり、
きつそうなことも案外楽に進められる、ということですね。
確かに、私も仕事に手を付けてしまえば、半分ぐらいは終わったようなもので、
後はなんとか、なっていきます。
坂の上から岩を転がすとき、最初は重い岩を「うーん」と力を入れて動かしますが、
いったん動き出したら、
ごろん ごろん ごろ ごろごろごろ………と自然に加速して転がり出すのと似ています。
(これは先日、3年生が理科の実験で学習していました)
今朝、苓南タイムに教室を回っていましたら、
2年Bの教室(4F)にこんな言葉が掲示してありました。
まず、具体的な行動を変えると、脳(意識)にスイッチが入って、
姿勢、発言などの習慣も変えられるでしょう。
「行動すれば脳のスイッチが入る」のです。