進んで損をしたほうがいい①(萩本欽一さん)
昨日のこの欄は、
「ピーマンから先に」
というお話でした。
嫌なこと、避けたいことから先に手を付けてみよう、というような内容でした。
そのことを書いていて、思い出したお話をご紹介します。
コメディアンの萩本欽一さんの
「進んで損をしたほうがいい」といった内容の話を、ネット記事から孫引きしています。
引用:萩本欽一著
『ダメなときほど運はたまる』廣済堂新書 から
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ほとんどの人は「損をしたくない」
と思って生きていますよね
だけど、そういう生き方をしていると
自分でも気がつかないうちにずるくなったり
意地悪になったりしやすいと思うの
だって今の世の中がそうでしょ?
みんなで得しましょう
損をしたい人は勝手に苦労してなさい
っていう仕組みになってますよね
幸運もお金も
人のあいだをぐるぐる回ってるんだから
すべての人が一緒に得をするなんて
ありえないんですよ
幸せになりたいと思うなら
進んで損をしたほうがいいの
人とつき合うときは
率先して損な役回りをすると
だれかが幸運を持ってきてくれます
自分のために損をしてくれた人がいたら
うれしくなるでしょ
だから人間関係が円滑になるし
一緒に仕事をするときも
信頼関係が早く結べるんです
かといってなにか見返りを求めて損をしたり
相手にとって負担になるような
極端なことをしちゃダメ
このあたりはバランスを考えて行動しないと運にならない
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(つづく)