ラジオを聴いていますか(脳を鍛える)
先日、このような記事を読みました。
いい人間関係をつくるために重要な「7つの能力」。鍛えるにはこれをして!
この記事では、「いい人間関係をつくるための力はこうやってつけるとよい」として、次の7つにまとめてありました。
詳しくはこの記事のリンクをご覧いただくとして、
私はこの1番目に示してある
ー理解力を鍛えるには「集中してラジオを聴く」
ということに興味を持ちました。
この項目を引用してみます。
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【1】「理解力」を鍛えるには「集中してラジオを聴く」
人間関係構築のベースとなるのは、やはり「相手の話をきちんと理解する」という能力でしょう。
自分が話をし、そこから楽しいコミュニケーションが生まれれば、
人は相手に対して信頼感や安心感を抱くからです。
理解力を鍛えるために、ぜひラジオを聴いてみてください。
脳科学者で医師の加藤俊徳氏が行なった実験では、
被験者にラジオを1日2時間×1ヶ月聴き続けてもらうと、
脳の聴覚系脳番地(※耳から入った情報を言葉として認識する機能を担う)が成長することが判明。
そして、この聴覚系脳番地は、言葉の意味をとらえる理解系脳番地と深く関係しています。
つまり、ラジオを聴いて聴覚系脳番地を鍛えることは、相手の話の理解を深める出発点になるのです。
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この頃の子どもたちい散見される課題として、
「他人の話をじっと集中して聞くことが苦手」ということがあると考えます。
これは、本校も例外ではありません。
特に授業では、今も「先生や友達の話を聴いて理解する」ことなしには成立しません。
どんなにオンライン授業が行われるようになっても、
その「話を聴いて理解する」力の重要性は変わらないばかりか、
いっそう大きくなってくるのではないでしょうか。
私自身、高校時代は深夜放送のDJや、夕方の「小沢昭一的こころ」を好きで聴いていたことがありますし、
通勤時には決まったラジオ番組を聴く習慣もありました。
そういえば、最近はラジオを聴く機会が減ったなと思います。
そう思い立って、podcastで文化放送のラジオ番組「武田鉄矢の今朝の三枚おろし」をときどき聴いたりしているところです(ちょっとおじさんくさい番組ですが)。
生徒の皆さんも、Youtubeなどを目にする時間はあるかもしれませんが、
時には静かにラジオの話に耳を傾けることも、
「聴覚系脳番地を鍛える」ことになるかと思いました。
ちなみに、NHKの「らじるらじる」というアプリを使えば、
スマホでAMもFMも、そして聞き逃した番組も無料で聴くことができます。
ネットラジオというのだそうです。
昔「ラジオ基礎英語」などを聴いて長続きしなかった私としては、便利になったなと思いました。