演奏家派遣アウトリーチ事業の実施
本日から3日間、学園ではアウトリーチ事業が実施されます。アウトリーチ事業とは、熊本県立劇場と産山村が共催で演奏家を学園に派遣し、出前授業として実施するものです。
いわゆる、芸術鑑賞ではなく演奏家が音楽の先生として直接子供たちに語りかけながら、音楽の魅力を伝えることを目的としています。
今回は、箏演奏家「小路永 和奈」さんをアーティストとしてお招きし、子供たちに演奏を披露していただきました。小路永さんは、邦楽のみならず洋楽器や朗読などとコラボレーションをするなど、ジャンルを問わず熊本を中心に各県で活躍されています。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、学園生を4つのグループに分け実施します。午前は、1・2・3年生が参加しました。午後は、4・5・6年生が参加しました。明日以降、7・8・9年生が参加します。
オープニングでは、子供たちが知っているアニメ鬼滅の刃で使われている「紅蓮華」が箏の音色で流れました。子供たちは「全集中」で聞いていました。その後も、迫力ある演奏が続き子供たちは箏の世界に魅了されていました。
また、箏の種類や弦の数、箏が龍に見立てられていることなど、新たな発見もたくさんありました。
間近で響く箏の音色が子供たちの心にしっかり届いていました。小路永さんをはじめ関係者の皆様、貴重な経験をありがとうございます。すてきな時間を過ごすことができました。