「山鹿川」について(4月27日)
本校の廊下には、ひときわ目立つポスターあります。
本年度、赴任した私は、「山鹿川?なぜ」と素朴な疑問がありました。
その理由が、先日の研修から分かりました。
「山鹿川」への河川名復元!―説明資料抜粋―
平成30年2月2日の「子ども議会」において、産山中学校(現産山学園)の最後の卒業生である先輩達が、「玉来川は、かつて山鹿川と呼ばれており、古くから親しまれている産山にゆかりのある『山鹿川』の名称に変更できないものだろうか」と提案しました。程なく、先輩達の故郷を思う提案に賛同した村民の方々は「産山村の山鹿川を考える会」を立ち上げ、名称復元の署名活動を展開し、村と村議会は、県知事や九州地方整備局長、県議会議長に要望書を提出しました。そしてついに、国土交通省社会資本整備審議会で審議され、令和元年7月5日、官報にて正式に「玉来川」から「山鹿川」に名称復元することが認可されました。産山を愛し、産山を誇りに思う子ども達の思いが実現したのです。
「子ども議会」は、産山学園の特色ある教育の一つです。今年度の「子ども議会」でどのような発信があるのか、今から楽しみです。