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校長ブログ「秘密の部屋」
【何でと言われても】320227
昨日、友達の店で先輩を囲んで高校時代のバレー部の懇親会を開きました。『水俣高校バレー部+1』のグループラインをつくりましたので、毎年会う機会ができそうです。卒業アルバムの写真を載せましたが、後輩マネージャーから「(昔は)シュッとしてましたね。」というラインが入りました。弱点を突かれました。
私たちが高校生の頃は、高校総体でベスト16に残ると国体予選大会への出場権を得ていました。国体へ出場するのは優勝校が母体ですが、ベスト4以上のチームからも若干名が選抜されていたようです。
高校総体が終わり進学クラスでは、毎朝・毎夕の課外授業が再開しました。その時はたまたま、廊下側の一番後ろの席に座っていたのですが、放課後の課外を受けていると、何やら少しずつドアが開いていくような気配が。先生は黒板に顔を向けていました。
ドアが半分くらい開くと、熱が出て学校を休んでも、注射を打って部活には出てくる同級生のOくんの身をかがめた姿が…。
「何で勉強しおっと。大会前やろ。サボって練習に来んね。」先生に聞こえないように小さいながらも、気合のこもった声で呼びかけられ、手招きをされました。「何でと言われても。」もちろん、次の日から1週間は部活に行きました。
大会の結果は、「お前たちがもう1つ勝ったなら、セッターでM(現、芦北町の某郵便局長)を推薦するはずやったて。」と監督から試合後につぶやかれました。(H)