校長ブログ「秘密の部屋」

【恕(じょ)】010822

 夏休み期間の平日は25日間のうち出張が11回と、学校を空けることが多い夏休みでした。全国的には水難事故のニュースも聞こえてきました。陸上練習の生徒や宿題忘れの生徒には時々雷が落ちていたようですが、事故なく夏休みを過ごしてくれた子どもたちに感謝しています。また、後を守っていただいた教頭先生をはじめとする田浦中の先生方に感謝しています。後4日です。

 20日は全日本同和会熊本県連合会研修大会に参加しました。熊日にも記事が載っていましたが、各自治体、学校、企業の担当者など700人が参加しての大会でした。

 中川有紀熊本県教育庁統括コーディネーターは、基調講演の中で「~は~だ。という決めつけを自己点検し、取り除いていくことの大切さ」、「知的理解と人権感覚が交わることで人に寄り添うことができること」、「感動する感性、自尊感情、共感する力が大切なこと、それには心を揺り動かされる体験が大事であること。」などの話の後、最後は論語の日頃から「恕」の心を持ちましょうという言葉で締めくくられました。(H)

※「恕(じょ)」論語 衛霊公第十五 412 
他人の立場や心情を察すること。また、その気持ち。思いやり。

人の身の上や心情についての察し。同情すること。また、その気持。思いやり。