校長ブログ「秘密の部屋」

ゲゲゲのゲ

全日本中学校長会研究協議会に参加するため、鳥取県米子市にいる。ここから15㎞ほど離れた境港市は『ゲゲゲの鬼太郎』の作者である水木しげる氏の出身地だ。

水木氏によると、特定の場所に出るのがお化け(妖怪)で、あちこち移動できるのが幽霊であるという。つまりお化けは土地に憑き、幽霊は人に憑くということ。

「Hはレベルが上がった。」「Hは霊感を手に入れた。」「Hは田浦中のあちらこちらに気配を感じた。」「Hはレイミエルを唱えた。」見える見える。ウヨウヨしている。

ここには「自分くらいよかたぁ~い」お化けが、そこには「勉強面倒くせぇ~」お化けが。向こうには「きつかぁ~」「眠かぁ~」お化けが。最近は「ネットゲームばせんと頭ん痛かぁ~」「ラインば返さんばいかぁ~ん」お化けが大発生。こいつがラスボスか!

早速お祓いをしてみる。やりとり帳、学び合い、スマイル集会、全校遊び、楽しい掲示物等々・・・。弱いお化けは次々に去っていく。

ムムッ!まだ残っているお化けも多い。まさか、『オバケのQ太郎』のような友達になるお化けか?これでは打つ手がない。

待てよ。お化けは土地に憑く。ということは・・家に帰ればバッチリだ・・・。

何っ!憑いているのは幽霊の方だって!

「ゲームオーバー」「コンティニューしますか?」(H)