校長ブログ「秘密の部屋」

【普段が大事】020121

 主な私立高校の推薦・特待等入試が明日、公立高校の前期選抜(特色選抜)までは10日余りです。3年担任は2学期末には調査書を書き上げ、年末に職員全員で点検を行いました。

 校長決裁まで、校内の出願システムに沿って2名の先生がペアを組み、4段階の点検を行います。私と教頭先生で5段階目の点検が終わった後、職印を押します。先生方には「〇〇先生たちが点検した後だから間違いないだろう。」と決して思わず、「誰にでも間違いはあるはずだ。見逃しはあるはずだ。」という視点で点検するよう念押ししています。

 担任は生徒の「悪かこと」はすぐ忘れ、「ちょっとした良かこと」に大喜びし、一生涯記憶にとどめる特技をもっています。調査書には気持ちを込めた言葉がたくさんたくさん書かれています。検定、部活動の成績、生徒会活動、余すところなく書かれています。ルーペ無しでは「文字が小さすぎて読めない!」ことが悩みです。 

 今月は私立高校推薦・特待等入試、公立高校前期選抜に向けて作文・面接指導のまっただ中です。なぜその高校に行きたいのか、どんなことに頑張ってきたか、どんな問いに何と答えるか、中学校3年間の生活をまとめ、十分に練習してきました。服装、ドアの開け閉め、礼儀、姿勢、言葉遣い、受け答えの仕方、一つ一つの問いにしっかり考え答えを出すこと等々、習慣化していればどうと言うことはないものです。(H)