【猫のいる暮らし2/5】011227
人と同じように、それぞれの猫に個性があります。隣の人と自分が全く同じだったらつまらない。違うからこそ面白い。「みんなちがってみんないい。」
「おはぎ」は凜々しい猫に成長しました。特にウ○チの時は、黒豹かと見間違う凜々しさです。名前を呼ぶと近くに寄ってきます。ご飯もカリカリはあまり好きではなく、餌入れに入れると寄ってきますが、「これじゃないでしょ。」という顔をして見つめ、柔らかいご飯を要求します。ちゅーるが大好物です。一度、いなくなったと思ったら、ひどい黄疸が出て弱った状態で発見、病院に通ったことがありましたが、今は至って元気です。
「こむぎ」はだんだん食べては寝る、大きなぐうたら猫に成長しました。予防注射など、病院に連れて行こうとすると察知して、その時だけは素早く逃げます。「ここちゃん」が好きで、いつもあとをついて回っていました。家を出てから数年になります。
「ふわり」はとにかく人懐っこい猫です。家の中では完全にリラックス、ヘソ天で寝ている姿が基本です。書き切れないのでまた紹介します。
「ここちゃん」は唯一の雌猫です。小柄でおとなしく、きょうだいの「ふわり」とはいつもべったり、よく2匹で抱きついて寝ていました。あまり人慣れしない猫でした。一度、大ケガをして帰ってきました。何日も病院に通い傷は治ったのですが、その後、家を出たまま帰ってきていません。
「こむぎ」も「ここちゃん」も家を出たあと、道路の隅も含め探し回りました。発見していないのが家族にとっては少し楽なところです。
「出会いは偶然、別れは必然」と言います。猫の寿命を考えると「猫と暮らす」と言うことは、いつかは「猫と別れる」と言うことなのですが、普段はそんなことは頭から消えています。必ず明日が来るものと思っています。
時が経ち心の整理がつきました。写真を見ても今は楽しい思い出ばかりです。突然「ご飯くれにゃ。」と帰ってこないかなとちょっと期待しています。
この頃は、長男も大学を卒業し帰ってきていましたので、3人と2匹の暮らしでした。複数の猫と暮らしている家庭の例に漏れず、帰宅したらまず、「おはぎ」、「ふわり」と声を掛け、みんないるかを確認するのがお約束です。(H)