校長ブログ「秘密の部屋」

【じゃっとです】010804

 夏休みと言えども研究大会や研修会が続き、宿題に追われる毎日です。今は、九州特別活動研究大会の分科会のまとめを考えています。生徒からは「先生たちも宿題があっとですか!」と言われます。「大人の宿題の方が大変だけん、中学生のうちに宿題ばちゃぁんと出す練習ばしとかんば。」と返しています。

 大学生の時、熊本市周辺出身の同級生から指摘されたのが、上記の「ば」で打ち切る表現です。芦北方面では、「子どもは早よ寝らんば(いかんたい)」、「きつかばってん走らんば(強ならんぞ)」のように、()の中を言わず「ば」で打ち切ることが多いのですが、友達には違和感があったようです。

 初任校は菊池郡の西合志南中でしたが、生徒の言う「えじい(怖い)」がまったく何のことやら。人吉二中に転勤した時は、生徒から相づちの表現の「じゃ」について、中学生は「友達には“じゃ”、先輩には“じゃっです”、先生には“じゃっとです”」と使い分けていることを教えてもらいました。

 田浦中に赴任して5年、支援員のM先生のご指導のお陰で、流ちょうな田浦弁が戻ってきました。(H)