校長ブログ「秘密の部屋」

【むかしむかしEP7:学校生活】020318

 遠い昔、遙か彼方の田浦で…。

 中3の1学期末テストまで廊下に定期テストの順位が張り出されていました。ある教科では授業の座席は各クラスの男女の1位、男女の最下位の4人で1グループといった成績順で、定期テストごとに席替えがありました。楽しみな人も憂鬱な人もいたと思います。恐ろしい時代です。

 1年生の2学期になり、小学7年生から中学1年生に進化することができたので勉強も結構するようになりました。テスト前は、昨夜は何時まで勉強したかという競争をしていました。母が「教えきらんけん、一緒に起きとることしかでけん。」と言うので、一旦布団に入り、寝静まった頃にごそごそ起きて勉強していました。

 男子は技術科で女子は家庭科、保健体育も男女別でしたので、とても鍛えられていました。

 毎時間、体育の授業の最初にインターバル走、10分間走などコースを選んで走っていました。体育や部活動、日常生活の中で鍛える場面が多くありました。私は仕事がら行事を自分の中学生の頃と照らして考えることが多くあります。同級生に聞くと大半は覚えていないようですが、2年生2月の立志式で野球バックネット裏に「唐楓」の記念樹を植えました。出張で田浦中に来たときは、木の成長を必ず確認していました。岩坂俊一校長先生(第8代:昭和49年度~54年度)寄贈の「継続は力なり」の石碑もこの頃建ちました。校訓碑が建ったのも同時期です。(H)