【OJT】検証授業、最終日を迎えました
今日は、1時間目から4時間目まで検証授業が続きました。1時間目はあやすぎ学級、2時間目は国語、3時間目はさくら学級、4時間目は理科と音楽です。
授業で意識したのは、話し合いカードの活用です。
すべての授業・教室で、徹底して話し合いのスキルアップを図ることは、日々の授業や様々な活動で思いを伝え合える、民主的に話し合いができることにつながり、学力の向上や集団の質を高めることにつながると考えています。
1時間目、さくら学級での数学の授業
「根拠を示して説明しよう」をテーマに、数学の問題にチャレンジしました。
今までに習った図形の性質を使い、論理的に「角が等しい」ことを証明していきます。「なぜ」ということを先生が問いながら、生徒は一生懸命根拠を説明していきます。
いくつかの「なぜ」をクリアしながら「角が等しい」ことを説明できた時には達成感を感じていました。
そして、今日のこの「根拠を示して」は数学以外の様々な場面でも応用できることに気づいていきます。
粘り強く考える生徒、粘り強く一緒に考える先生、とても素晴らしいと思いました。
2時間目、1年生国語の授業。
表や図の特徴や効果をとらえながら、「スズメは本当に減っているのか」について考えました。
自分で考え、班で意見交換をしたあと、発表の場面では、一人の生徒の発表に対して、質問や意見が付け加えられていきます。
1つの発言から考えを深められる話し合いのスキルを国語の授業を通して学んでいました。
1年生でここまで意見の交流ができる授業が展開されていることがとてもすごいと感じました。
3時間目は、さくら学級での授業。
「話し合いカードの使い方」について考えました。
話し合いをする時、話し合いをする場所、そして、何のために話し合いをするのかを時間をかけて丁寧に考えていきました。
そして、まとめでは、話し合い活動で自分が大切にしたいことを考え発表しました。
とても和やかな雰囲気で授業が行われ、サポートの先生もとてもやさしいまなざしで生徒と接してくださり、参観していて心が温かくなり、自然と笑顔になりました。
一人ひとりの学びを大切にしていることが伝わってきました。
4時間目は、1年生の理科の授業が理科室で行われました。
実験の前に、自分たちで何を比較することで実験の目的が達成できるかを考え、意見交換が行われました。
先生が思考のヒントを出しながら、実験内容がだんだんと決まっていきました。そして、実験が行われましたが、記録などの役割分担を行い、班ごとの実験がスムーズにいくように配慮されていました。
身振り手振りを交えて話し合ったり、しっかり相手の考えを尊重する態度が身についていて、普段の授業の中で何度もこのような場面設定をしてるからこそ、今日の授業ができたのだと思いました。
日々の授業で先生方が課題を明確にして課題解決の実践を行う、つまり日々の授業そのものが研究授業ととらえ、一定期間実践を行って成果と課題を検証する(検証授業)。
そして、見えてきた成果や課題から次の新たな課題を設定する。この短期間のPDCAを、年間を通してすべての教科担任の先生が取り組んでいます。
授業力を向上させることが、生徒の学力保障につながる、そんな思いで鹿北中の授業は行われています。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 西浦 伸一
運用担当者 教諭
◆熊本県教育広報誌
ばとん・ぱす 12月号 (vol.76)
◆熊本県人権情報誌
コッコロ通信 vol.58
山鹿市立 鹿北中学校
- Kahoku Junior high school -
住所:〒861-0601 熊本県山鹿市鹿北町四丁1464番地
Tel:0968-32-2019
Fax:0968-32-3797
E-mail:y-kahokujh@educet01.plala.or.jp
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