【部活動】弓道部、県中体連優勝おめでとう
7月20日(土)9時00より、熊本県中学校総合体育大会(県中体連大会)、弓道競技が熊本市の植木弓道場にて開催されました。
鹿北中学校からも、男女団体各1チーム、個人に男女2名が山鹿市の代表として参加しました。
最初に男子団体予選が行われましたが、鹿北中男子チームは、健闘したものの、決勝トーナメントに進むことができる上位4校に入ることができず、予選で敗退しました。
男子個人でも、決勝に進める条件をクリアすることができませんでした。
3年生の二人は、今日で引退となります。弓道部に入部して今日まで、数え切れないほど的を見つめ練習してきました。
「一射入魂」、この鹿北中弓道部の伝統は、一人一人の心の中にしっかりと根付いているはずです。だからこそ、部活動を引退したあとのこれからの生活でも必ず生きてきます。また、生かさなければなりません。ぜひ、新たな目標に向かって「一射入魂」の精神でチャレンジする姿を見せてくれることを期待します。楽しみにしています。
男子団体予選終了後、女子団体予選が始まり、鹿北中女子チームは、1立目は5本と微妙な位置、2立目に7本と頑張り合計12本で、予選3位の成績で決勝トーナメントに進出しました。女子個人でも3年生二人が決勝進出の条件をクリアすることができました。
昼食休憩をはさんで12時40分、いよいよ決勝トーナメントが始まりました。男子の優勝校が決定し、いよいよ女子団体です。
準決勝の相手は優勝候補の一角の鹿南中学校。弓道場が緊張に包まれる中、矢が的に当たるたびに乾いた「パン」という音が響きます。一進一退の接戦が続いた準決勝の結果は、鹿北中学校が勝利し、決勝へと進出しました。
そして、決勝戦。相手は九州学院中学校。会場の視線が弓道場の6人の中学生に注がれます。1ヶ月前、山鹿市中体連大会では山鹿中学校に惜敗し、悔し涙を流した女子チームが、市中体連から1ヶ月後、県中体連大会の決勝の舞台に立っています。その姿に胸が熱くなります。
決勝戦では、今日一番の集中力を発揮し、12射中9本を当て、見事優勝を勝ち取り、県NO.1となりました。もう涙、涙です。
女子個人学校代表でも3年女子生徒が3位入賞しました。
市中体連大会の敗戦で自信をなくしかけた時もありましたが、監督の先生やコーチの方々、保護者の皆さんに支えられ、負けそうになる気持ちに打ち勝ち、勝ち取った優勝は、本当に価値があります。
表彰式で、「優勝、鹿北中学校」と紹介された時の大きな返事、賞状と優勝旗を受け取る時の凜とした姿。たくさんの皆さまと共に勝ち取った優勝です。
生徒のみなさん、そして、生徒を支え指導してくださった皆さま、優勝おめでとうございます。