【部活動】交流会及び音楽部推戴式〈キラリ☆集会〉
7月17日(金)の16時00分より、体育館にて、保護者の皆さまにもご出席いただき山鹿市スポーツ交流会及び音楽部の推戴式を行いました。
最初に古川PTA会長様より、激励の言葉と各部に激励の品をいただきました。親としての思いを生徒に伝えていただきました。
続いて、3年生全員が、この交流会やおもてなし公演などを通して、自分が一番輝く瞬間(キラリ☆)を発表しました。
ほんの一つの短い場面ですが、そこには、今まで頑張ってきた熱い思いが込められていました。一生記憶に残る自分にとっての最高の場面と出会える、その瞬間はもうそこまで来ています。
次に、1・2年生が休み時間や昼休みの時間を使って作成した応援旗を各部キャプテンに贈呈しました。
旗の上の方があいていますが、そこには、3年生に自分の思いを書いてもらうために空けているとのこと。
新型コロナウイルス感染防止のため、応援に行くことができない分、全校生徒の思いが込められた旗が、試合や公演会場で勇気と気合いを与えてくれるはずです。
応援旗贈呈の後、生徒を代表して激励の言葉を1年男子生徒が堂々と伝えてくれました。3年生の姿は、1年生にとって2年後の自分たちの姿。しっかり目に、そして心に焼き付けてほしいと思います。
推戴式の最後は、音楽部の演奏です。音楽部は、地域のサロン会やマルシェなどで交流演奏会を重ねてきました。
人の心をつかむ語り、そして、癒やしのリコーダー演奏など、短い時間でしたが、みんなを楽しませてくれました。おもてなし公演でも、きっと多くの人を笑顔にしてくれるはずです。
約1時間の推戴式が終わり、その後は各部が体育館内で贈呈された旗を中心に写真撮影を行いました。決意に満ちた表情から、いよいよ勝負の時を迎える、そんな思いが伝わってきました。
最高の出発の時を迎えることができました。
まずは感謝
新型コロナウイルスの影響で、様々な試合、大会が中止となりました。とても残念です。そんな中、明日から山鹿市スポーツ交流会が開催されます。たくさんの人がこの交流会開催に向けて努力してくださいました。そこには、「このまま何もなく3年生の部活動が終わってしまったらかわいそうだ。」、「中学3年生に何とか今まで頑張ってきた総決算の場を作ってあげたい。」との思いがありました。この思いにまずは感謝の気持ちをもってください。また、今まで支えてくださったすべての方々に感謝の気持ちをもってください。さらに、みんなと同じように部活動を頑張ってきた対戦相手にも敬意の気持ちをもってください。そして、たくさんの方々の思いにこたえるためにも最後まで全力で勝負してほしいと思います。
音楽部は、おもてなし子ども公演への出演が計画されています。練習の成果を発揮できる場があります。ぜひ、観光の町山鹿を元気づけてください。さらに、山鹿市民を笑顔にしてほしいと願っています。
忘れられない瞬間
この交流会は、3年生にとって中体連に匹敵するくらい大切な大会です。3年生一人一人が発表した「キラリ」と輝く瞬間のように、この交流会において、一生忘れられない瞬間と必ず出会えるはずです。そんな瞬間をぜひ心に刻んでください。勝敗を超越したその瞬間は、人生の中で時が経つにつれて輝きを増していくはずです。
さすが鹿北中
試合や大会には勝敗がつきものです。みんなは勝つために練習を重ねてきました。しかし、中学校の部活動は、試合の勝ち負けだけでなく総合力も大切となります。礼儀態度、挨拶、気配り、気迫、感謝。たとえ試合で勝ったとしても総合力で勝たなければ本当の勝利とは言えません。
試合の中での勝敗の分かれ目は、最終的には自分とのたたかいの中で決まります。一番きついと時、しんどい時に、声が出せるか、粘ることができるか、あきらめない気持ちを持ち続けられるか。そして、なかまのことを思いやれるか、自分を信じることができるか・・・。じつは、そこに本当の勝負があります。試合の勝ち負けだけでなく、総合力でも圧倒的に勝ったといえる鹿北中生であることを期待しています。
感謝、忘れられない瞬間、さすが鹿北中生。このことを大切にしてください。そして自分たちの力で最高の瞬間、最高の交流会をつくってくれることを信じています。
ガンバレ鹿北中生!!