山鹿市青少年育成健全大会
11月12日(土)13時30分より、市役所隣の市民交流センターにて山鹿市青少年健全育成大会が開催されました。中嶋市長、藤原議長、開田山鹿警察署長が挨拶され、青少年を取り巻くインターネットコミュニティサイトや事件事故をよそ事と思わず、みんなで協力し心を一つにして清祥健全育成に取り組んでいきましょうとお話されました。
実践発表では、中富小学校の児童が「あいさつサミットの実践」、鹿本商工高校生が「地域に密着!〈技術ボランティア〉」、城北高校生が「山鹿学」について、特色ある取組について発表しました。
記念講演は医療法人松本会 希望ヶ丘病院の精神保健福祉士 柗井 勇人氏ガ「青少年のネット依存について」お話をしてくださいました。依存するようになってからではなく、予防が大切であること、予防のためには、現実とのつながりを大切にすることや実際に頑張る目標やネット以外の楽しみを増やす必要があることなど私たちが考えていかなければならないことを丁寧に伝えてくださいました。
講演の後に、大会決議の採択を行いました。
1 「早ね あいさつ 朝ごはん」運動に取り組もう!
2 インターネットの利用について家庭で話し合おう!
3 青少年が豊かな社会性を身につけるために、地域全体で育もう!
4 家庭、学校、職場、地域社会が一体となり、子どもを見守ろう!
今回の大会は高校生が司会・進行を行いましたが、閉会の言葉では、
『ネット依存となる若者が増加していることについては、私たち学生も身近な問題として考えていきたいし、僕もソーシャルゲームをやっており、いろいろな人とつながる機会があるのいで、大人も子どもも安心してネットができるように家族でのルールづくりなどが必要だと感じました。
また、Webサイトやページを一定の基準に従って判別し、閲覧を制限するフィルタリングというものがあります。そういったものを使うことにより、トラブルや犯罪に巻き込まれることを未然に防げるようになりました。
そして今後、私たち高校生も「おはようござます」、「こんにちは」、「こんばんは」のあいさつの大切さを忘れることなく、豊かな社会性を身につけて、地域全体が人と人とがつながる社会を目指していきたいと思います。』と力強く語ってくれました。未来について希望がもてる大会となりました。