学校生活(ブログ)

驚く・ビックリ 水俣病問題学習の講話(1年総合的な学習の時間)

 本日(21日)の5・6校時、1年生は武道場で、総合的な学習の時間として水俣病問題学習の講話を聞きました。これは、7月19日(月)、20日(火)に実施予定の集団宿泊教室で水俣病資料館等を見学する事前学習として行っているものです。本来であれば、本県の小学5年生は、「水俣に学ぶ肥後っ子教室」で、既に水俣を訪ねているはずですが、現1年生はコロナ禍のため行けていません。そういうことからも、今回の講話は大事な機会だと思います。
 講師としては、「水俣病を語り継ぐ会」から 吉永 理巳子 様と 吉永 利夫 様がご夫婦でご来校になり、2部に分けて講話をいただきました。生徒たちは真剣な態度で、話されている内容をしっかり理解しながら聞けているように見えました。
 ご承知のとおり水俣病問題は、部落差別問題、ハンセン病問題と並ぶ、熊本県の三大人権課題と言われています。水俣病をめぐる差別や人権問題を深く正しく学んだ知識や認識は、お隣に菊池恵楓園がある本校のハンセン病問題学習(KPプロジェクト)を深める際にも有効に機能するものと思っています