学校生活(ブログ)

学びや思いを伝える。(ハンセン病市民学会に参加しました。)

 はじめに、先日お亡くなりになられました菊池恵楓園自治会長の志村 康さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。志村さんは、ハンセン病問題の解決に向けてご尽力され、本校の建設にも大きくかかわられました。

 5月10日(土)、11日(日)の2日間行われたハンセン病市民学会の2日目、菊池恵楓園で行われた分科会D「未来に手渡すために~歴史資料館の取り組みと展望~」に、本校の職員、生徒、卒業生が報告者として参加しました。

 

 

 

 

 

 「ハンセン病問題を学び、語り継いでいくために~合志楓の森中学校の取組~」をテーマに、約30分間の報告をさせていただきました。

 開校以来、本校が積み重ねてきた取組の発表でした。

 本校が旧熊本刑務所菊池医療刑務支所跡地に建設されたこと、建設に込められた願いや意味、本校の取組、園の方々との交流やそこから学んだこと、今後の展望などを伝えていきました。

 また、昨年度まで本校の取組をともにつくられた先生にもリモートで参加していただき、取組に込めた思いを伝えていただきました。あっという間の30分でした。

 報告の後、菊池恵楓園の自治会副会長の太田 明さんと写真を撮りました。

 今回、このような機会をいただきました関係者の皆様に心より感謝申し上げますと同時に、発表にあたり、様々な面でサポートしていただきました先生方にも重ねて感謝申し上げます。

 今後ともハンセン病問題をはじめあらゆる人権課題について学び続け、自らの生き方と重ねながら、発信していきます。

 (文責 高田)