学校生活(ブログ)

期待・ワクワク 心肺蘇生法(2年 保健体育)

 本日(16日)、2年生は保健体育の時間に心肺蘇生法の実習を行いました。消防署からお借りしたダミー人形を使い、実際に傷病者発見から反応確認、呼吸確認、AEDの操作、胸部圧迫などを全員が体験しました。私(校長)が見た時、生徒たちは「大丈夫ですか?」「離れてください」「救急車を呼んでください」などの大きな声をかけ、緊迫感を持って活動していました。本校の2年生は、こんな場面でふざけたり、ちゃかしたりする生徒がいない、本当に集団形成度が高い学年だと感じています。
 実は私はずっと昔、地元の消防団で活動しており、小型ポンプ操法などの訓練を受けてきました。真夏の訓練など嫌になったこともありましたが、実際に火事で出動したとき、その訓練があったからこそ対応できたと思ったこともありました。実際の現場は訓練どおりではありません。しかし、「基本」を学んでるから「応用」も効くものだとも思います。生徒たちの今日の練習は、実際に活かす場面がない方がいいのかもしれませんが、もしもの時には必ず役に立つ経験になると思います。