学校生活(ブログ)

期待・ワクワク 池頭教育委員のオンライン授業の状況視察

 本日(21日)の午前中、池頭 教育委員(教育長職務代理者)が、教育委員会学教教育課の 斉藤 主幹とともに、合志楓の森小学校・中学校のオンライン授業の状況について、視察にお越しになりました。なお、他のお2人の教育委員の方々も本日、別の小中学校を視察されています。また、中学校は、期末テスト返しのため、変則的な分散登校(午前中:2年生、午後1年生)を行っており、自宅へ配信するオンライン学習はおこなっていないため、主に小学校の状況を視察されました。
 合志楓の森小学校でも、今では合志楓の森小版のオンライン学習スタイルができあがっています。特に小学校の場合は、1年生と6年生の間で大きく異なる発達段階に合わせるため、様々な工夫や努力がされており、その丁寧さや緻密さには、中学校も参考にすべきものが多くあるなと感じました。また、各学年を「帯」の時間割で、一つの教科を全学級一斉に配信するスタイルを取り入れているのは、文部科学省が目指している「小学校の教科担任制」につながるものであり、今後大きく教育改革が進む足掛かりになるのではとも思いました。
 池頭委員から、オンライン学習の現時点での課題についてお尋ねがありました。私(中学校長)からは、「①目の健康をはじめとする健康管理、②個人の学力差や特別な配慮が必要な子どもへの対応、この2点が特に気になっています。」とお答えしました。また、小中施設一体型の本小中学校の場合は、もともと合志市が提唱する小中一貫教育を推進しやすい環境ですが、「オンライン学習が定着することにより、物理的に離れた小中間でも連携を図りやすくなる」という話などが、視察後の懇談の中で出てきました。