学校生活

「狂言」のワークショップ

 12月4日(月)に行われる文化庁の文化芸術による子供の育成事業(巡回公演事業)の事前学習として、「狂言」のワークショップがありました。
 まず最初に、狂言師の方が、「狂言」についての説明をしてくださいました。狂言を「お笑いの元祖」という親しみやすい表現をされ、子どもたちは狂言を身近なものとしてとらえることができました。また、世界で一番古く、650年も昔から受け継がれている芝居で、世界遺産にも登録されている事を説明していただきました。
 次に、立ち方、座り方、挨拶の仕方等の所作について説明していただき、後半は、狂言の独特の節である、謡(うたい)や台詞の練習をしました。お話の中に何度も、「意識を集中して。」ということを話されました。普段何気なく繰り返している、立ち方や座り方、話し方などにも、1つ1つ意味があり、その意味を理解し集中することの大切さを感じ、650年以上も受け継がれている伝統のすばらしさに感心しました。
 最後に、代表児童が「今日の話で、狂言に興味を持ちました。練習や狂言について勉強して12月の本番に臨みたいです。本日はありがとうございました。」と感想を述べ、お礼を伝えました。