令和8年度

2026年9月の記事一覧

日本英語検定協会より「奨励賞」を受賞しました

 9月29日、本校に公益財団法人日本英語検定協会より「奨励賞」が届きました。この賞は、同協会が主催する令和7年度実用英語技能検定に多数参加し、英語教育に大きな成果を上げた団体に贈られるものです。令和7年度成績優秀団体選考委員会において本校が選出され、今回の受賞となりました。

 「奨励賞」には、「年3回の検定すべてに申し込みいただき、受験機会の提供を通じ、生徒様の英語力向上を奨励いただいた団体様にお贈りする賞です」と記されています。本校では、生徒一人一人が英検受験に意欲的に取り組んでおり、少しでも上の級を目指して努力する姿が見られます。その頑張りは周囲にも良い影響を与え、上級生の挑戦する姿を見た下級生が「自分たちも頑張ろう」と意欲を高めるなど、学年を越えた良い刺激となっています。

 英検への挑戦は、授業とはまた違った形で英語学習を深める機会となり、生徒たちの英語力向上に確かな効果をもたらしています。今回の受賞は、生徒の努力と、受験機会を継続して提供してきた学校の取組が評価されたものです。

 今後も、生徒の学びを支え、英語力向上に向けた取り組みを続けてまいります。

地域とともに学ぶ1年生の調理実習 (手作りシチューに挑戦)

 9月28日(月)と29日(火)の2日間、1年生が家庭科の授業で調理実習を行いました。1年1組は月曜日、1年2組は火曜日に実施し、今回のテーマは肉料理として「シチュー」に挑戦しました。

 地震によるガス管の破損でガスレンジが使えない状況が続いていますが、代わりに準備していたカセットコンロを活用し、火加減に気を配りながら慎重に調理を進めました。ルーは市販品を使わず、小麦粉やバター、牛乳、コンソメ、塩こしょうなどを使った手作り。とろみのつけ方や味付けの調整など、普段の家庭料理では経験しない工程に、生徒たちは真剣に取り組んでいました。

 実習後には、「野菜の皮を包丁でむくのが難しかった」「塩とこしょうの量の調節が難しかった」「煮込んでいるときに焦がさないようにするのが大変だった」などの声が聞かれました。一方で、「いろいろ難しいところもあったけど、シチューを作るのは楽しかった」と、達成感を感じた生徒も多く、学びのある時間となったようです。

 氷川町では「地域とともにある学校づくり」を目指し、地域の人材を活用した「地域学校協働活動」を推進しています。この日の調理実習でも、地域学校協働活動推進員の皆様や氷川町婦人会の皆様にご協力いただき、各班に一人ずつ講師として入っていただきました。安全面への配慮はもちろん、調理のコツを教えていただいたり、会話を楽しみながら進めたりと、温かい雰囲気の中で実習が進みました。完成したシチューは講師の皆様と一緒に味わい、振り返りも行うことができました。

 来週は魚料理に挑戦します。今回の経験を生かし、さらにステップアップした調理実習になることを期待しています。

 

 

 

 

氷川夏祭り(熊本地震復興イベント)

  9月23日、氷川中学校を会場に「氷川夏祭り」が開催されました。地震から58日、避難生活や復旧作業を続ける方が多い中、主催者である熊本美食會(びしょくかい)の皆さんをはじめ、県内外の多くの方々が「熊本に笑顔を届けたい」という思いで企画し、準備を重ねてくださった行事です。

 当日は、ステージや大型照明の設営は主催者側や専門業者が担当し、PTA役員やボランティアの皆さんがテント立て、机・椅子の配置、前日までのグラウンド整備などを行い、会場づくりを力強く支えてくださいました。

 イベントでは、オープニングの和太鼓演舞、青木隆治さんのチャリティーライブ、四季彼方スペシャルライブ、水本勝成選手によるサッカーレクリエーション、ビンゴ大会、ファイヤーパフォーマンス、ラムネ早飲み大会、15台のキッチンカーなど、多彩な催しが行われ、会場は終始にぎわいに包まれました。 さらに、お笑い芸人の井手らっきょさんや渕上彩夏さんも応援に駆けつけてくださり、氷川町公式キャラクター「ひかりん」も登場して子供たちに大人気でした。

 来場者は約2000人にのぼり、準備した1000枚のビンゴカードもすぐに配り終えるほどの盛況でした。

 翌日の校門前での挨拶運動では、地域の方から 「昨日の祭りはよかった。」 「元気が出た。」 「歌を聴きながら感動して涙が出てきた。」 といった温かい感想が寄せられました。 子供たちも同じ気持ちだったようで、24日の休み時間には「昨日の祭り」の話題があちこちで飛び交い、楽しさと余韻が学校中に広がっていました。

 地震後、さまざまなことが制限されてきた58日間を思うと、この夏祭りは地域の皆さんと子供たちにとって、心を軽くし、前向きな気持ちを取り戻す大切な時間になったことが伝わってきます。多くの方々の支えと協力によって実現したこの行事は、地域のつながりと温かさを改めて感じる一日となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

前期期末テスト

 2学期は地震の影響で始業式が1週間遅れてのスタートとなり、前期期末テストも今週15日から17日へとずれ込みました。夏休み中は思うように勉強が進められなかった生徒も多くいましたが、テスト前3日間の部活動中止をきっかけに、気持ちを入れ替えて学習に向かう姿も見られました。

 あるクラスの学級通信では、生徒の様子について次のように触れられていました。 「2学期が始まって、あっという間にテストが始まりました。子供たちの日記には『この週末が終わったらテストなんて信じられません』という言葉が多く見られました。土日は勉強を頑張った様子も書かれていました。中には『勉強が楽しかった』と書く生徒もおり、学びに前向きに取り組む姿がうかがえました。」

 テスト直前の教室では、見直しをしたり、友だち同士で教え合ったりする姿も見られました。遅れて始まった2学期ではありますが、「頑張ろう」という気持ちを自分なりに形にしようとする生徒たちの姿が印象的でした。

少しずつ戻る日常の姿

 2学期が始まり、本日で2週目が終わります。子供たちの様子からは、学校での生活が少しずつ日常を取り戻していることが感じられます。

 授業では、話し合い活動に積極的に参加する姿が見られ、休み時間には笑顔や会話が増えてきました。友達とのやり取りや教室に響く明るい声が、子供たちの心の回復をそっと伝えてくれます。掃除の時間には、地震前の校舎の姿を思い出しながら、無言掃除に取り組む姿があり、学校を大切にする気持ちが表れていました。

 子供たちが日常を取り戻していく姿は、職員にとっても大きな励ましとなっています。お互いが元気を与え合いながら、学校全体が前へ進んでいるように思います。

 

 

 

 

給食がお弁当に

 9月7日から、簡易給食に代わってお弁当の提供が始まりました。給食センターの復旧までの間、今月末まではお弁当での対応が続きます。

 生徒からは 「部活も始まったので白ご飯がうれしい」 「アジフライの横は野菜炒めと思ったら、下に塩焼きそばがありました」 などの感想が聞かれ、弁当容器ならではの“見えないところの楽しみ”も感じている様子でした。

 地震の影響が続く中でも、こうして食事を提供していただいていることに、生徒も職員も感謝しています。

部活動再開(9月7日から)

 熊本地震後、部活動や駅伝の練習は中止となっていましたが、2学期が始まり、学校生活にも少しずつ落ち着きが戻ってきました。地震の影響を受けた生徒も多数いるため、部活動は参加できる生徒から、無理のない範囲で取り組んでもらっています。

 運動場は避難所としての利用や、お風呂・シャワーの設置、その利用者の出入りもあるため、限られたスペースしか使えません。そのため、コーンを立てて駐車場と練習スペースを区切り、ボールが車に当たらないよう工夫しながら練習を行っています。

 現在、野球部・サッカー部・駅伝の練習が再開され、子供たちは久しぶりの運動に気持ちのよい汗を流し、笑顔も見られます。限られた環境ではありますが、仲間と体を動かす時間が、子供たちの大きな励みとなっています。

 

氷川中に元気を届けてくれた日本体育大学の皆さん

 9月4日(金)、日本体育大学の学生19名の皆さんが、集団行動と応援演舞を披露してくださいました。学生の皆さんは熊本地震のボランティアで氷川町に滞在しており、この日東京へ戻られる前に、中学生のために演技を見せてくださいました。

 当初は運動場での実施を予定していましたが、雨のため氷川町公民館の体育館へ移動して行いました。

 集団行動は14名による少人数での披露でしたが、指揮者の号令に合わせて隊形の転換、歩数の調整、動き出しのタイミング、全体の統率が見事にそろい、迫力ある演技に生徒から歓声と拍手が上がりました。

 応援演舞では、力強い動きと声、リズムのある演舞で、応援される側が元気をもらえることを実感できる内容でした。氷川町や中学生へのエールもいただき、心温まる時間となりました。披露後、生徒のアンコールに応えて、日本体育大学の伝統である「えっさっさ」も特別に披露していただき、生徒たちは大喜びでした。

 最後に、生徒会長がお礼の言葉を述べ、「私たちに元気を届けてくださり、本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えました。司会進行は引率の大海先生に務めていただきました。

 日本体育大学の皆さん、力強い演技と応援をありがとうございました。

9月2日から簡易給食スタート

 9月2日より、学校では簡易給食の提供を再開しました。また、来週からは弁当での対応となります。被害の大きかった給食センターが復旧するまでは、このような形での提供となります。子供たちは久しぶりに「みんなで食べる給食」の時間を心から楽しんでいます。

 簡易給食を受け庫に取りに来る子供たちの姿や、教室で食べる様子からは、食べ物のありがたさを感じながら、災害時でも仲間と一緒に食事ができる喜びを大切にしている様子が伝わってきました。いつもとは違う形ではありますが、子供たちが食を通して安心を取り戻していく姿に、職員一同励まされています。

 今後も、引き続き安全に配慮しながら、子供たちの食の時間を支えてまいります。

配膳の様子(9月3日)

給食受け庫に取りに来る様子

 

 

 

 

安全な登下校のために

 余震の可能性が続く中、町内では道路工事や建物の解体作業が進んでおり、通れる道が日々変わっています。8月28日(金)の安心メールでもお知らせしたように、保護者の皆様からいただいた情報と、職員による通学路調査を基に、安全な登下校経路を確認しています。 ご家庭でも、お子様と一緒に通学路を確かめていただき、引き続き安全な登下校への声掛けをお願いいたします。

 登下校中に揺れを感じた場合は、倒壊の恐れがある塀・電柱・建物から離れ、しゃがんで揺れが収まるのを待つようお伝えください。揺れが収まった後は、近くの広場や公園、または周囲を見渡して安全な場所へ避難するようお願いします。徒歩での登下校が難しい、または不安がある場合は、車での送迎をご家庭でご検討ください。

 なお、本日(9月1日)、学校でも全校生徒に安全指導を行いました。子供たちが安心して学校へ向かえるよう、学校としても引き続き安全確保に努めてまいります。

 

新学期のスタートと子供たちとの再会

 9月1日、オンラインで始業式を行い、生徒の皆さんと再びつながることができました。 被災の影響が残る中ではありますが、学校再開の第一歩として、少しずつ日常を取り戻していきたいと考えています。

 町内では多くの家屋が被災し、親戚宅や避難所などで生活を続けている方もおられます。生徒の中にも慣れない環境での生活や不安を抱えながら登校している人がいます。学校では、担任との面談や個別支援、外部機関との連携などを通して、一人一人の気持ちに寄り添いながら新学期を進めています。

 また、子供たちには地域の方々や友達への思いやりをいつも以上に大切にしてほしいと伝えています。小さな挨拶ややさしい声掛けが、誰かの力になることがあります。 保護者・地域・ボランティアの皆様には、学校再開に向けて多くのご支援をいただきました。心より感謝申し上げます。