学校生活

髙濵氏の講話「いのちにありがとう」

 11月22日(金)、NPO「いのちをつなぐ会」の髙濵伸一氏を講師に招き「いのちにありがとう」をテーマに講演いただきました。髙濵さんは、息子さんが19歳の時、大学へバイクで通学している途中、トラックとの交通事故により、最愛の息子さんを亡くされました。突然の息子の死に、父親としてどれだけ悲しく、つらかったか話される中で「人は、みんな必要とされて生まれてくる。いなくてもいい人は、一人もいない。なくてもいい命は、一つもない。将来には、あなたとの出会いを待っている人が必ずいる。」というメッセージを伝えられました。髙濵さんは、息子さんを亡くされた後、食道がんを患い、現在、器具を通して話すことしかできられませんが、命の大切さについて、県内各地を回りながら講話を続けられています。「夢はあきらめてもいい。でも、夢を捨ててはいけない。ゴールできなくても恥ずかしいことじゃないけど、スタートラインにつかないのは、ひきょうだ。」とも話されました。髙濵さんの講話を胸に刻み、命に感謝しながら、自分の夢の実現に向けてがんばっていってほしいと思います。