2021年1月の記事一覧
「努力は裏切らない」のか?
予備校講師の林修さんが、こういうことを言っておられます。
*****
努力は裏切らない、という言葉は不正確です。
正しい場所で、
正しい方向を向いて、
十分な量なされた努力は裏切らない、
が正しいんです。
*****
なるほどと思いました。
逆に言うと、
間違った場所で、
間違った方向を向いて、
不十分な量の努力をしても、
努力は裏切るということでしょうか。
自分では努力をしたつもりでも成果が出なかったときに、
他人や周囲の環境のせいにして、負け惜しみを言ったり、
「努力してもダメじゃないか。自分はダメなやつなんだ」と自信をなくしたり、
やけっぱちになったりしてはいけないのでしょう。
たとえば、私が歌手になろうと思い立ち、
上京して音楽専門学校に通い、
アイドル歌手になるための訓練を、
1か月受けた としても、
歌手にはなれないと思います。
(大阪の吉本の専門学校に入って、
芸人さんを目指す方が可能性は若干高い)
「正しい場所」か?
「正しい方向」か?
「努力の量は十分」か?
そういったことを、ちょっと立ち止まって
考えなくてはいけないのかも知れません。
林先生は若いときに借金を抱えて困っているときに、
塾の講師という居場所に縁があり、そこで努力をされて、
現在があるようです。
私はこの「正しい場所で」が案外一番難しいように思います。
早いもので、来週はもう2月の声を聞きます。
言うまでもなく、3年生は、進路選択、進路実現のための大切な時期です。
3年生はもちろん、2年生も1年生も進路について、当事者意識を持って
考えてみることも大切な気がします。
ザリガニのファイティングポーズに学ぶ
おかげさまで、このブログも昨年5/1からなんとか毎日更新を続け、
えっちらおっちらと、もう230回を超えたかと思います。
ご愛読ありがとうございます。
さて、その記念すべき(?)第1回目は、
という記事で、映画「隠し剣 鬼の爪」に出てくる
「大事なのは、逃げるのは体で、心ではない。
心はいつも攻め続ける」
という言葉を引き、臨時休校中の思いを述べたところでした。
このことに似ているのですが、クスッと笑えるような話を読みました。
ザリガニを捕まえようとすると、
彼(彼女)は前を向きながら、後ろに下がるというのです。
勢いよく後ろに下がり、あっという間に、遠くへいってしまうのだそうです。
意地でも後ろを向かないそうです。

しかも、ただ後ろを向かないだけではなく、
大きなはさみを高く振り上げ、
人間で言うところの「ファイティング・ポーズ」を取りながら、
後ろへ下がるというのです。
「なかなか前向きな逃げ方」です。
「ただ逃げるだけではない。
戦う姿勢を崩したわけではない。
ただ今は下がることが必要だと判断しただけだ。
そうやって、私たちは生きてきた」
引用「逃げるは恥だが負けたわけではない。ファイティングポーズをとれ!」より
ザリガニも一生懸命だと思ってみれば、共感しましたし、かわいいですね。

「想像力のスイッチを入れよう」
小学校5年生の国語の教科書に、
「想像力のスイッチを入れよう」という教材があるそうです。
私は読んだことはないのですが、
さまざまな情報に出会った時に、何が大切かを分かりやすく述べてある教材のようです
その教科書会社 光村図書のホームページに、
とても良い動画がアップされていることを知りました。
教科書本文の筆者である、下村健一さんが自ら、
コロナ禍での情報への向き合い方について、具体的に解説されています。
今は大学の先生である下村さんは、テレビ局アナウンサーのご経験もあるそうで、
とても分かりやすく説明されています。
早速ホームページを見てみると、約6分の動画が4本アップされています。
5年生向けに作られた動画でしょうが、
中学生にも、また大人にとってもたいへん参考になる内容ですので、
ぜひご覧になってください。
応用編① まだ分からないよね?
応用編② 事実かな? 印象かな?
応用編③ 他の見方もないかな?
応用編④ 何がかくれているかな?
世界で行われた「2つの交代式」
昨日は、アメリカのバイデン大統領の就任式が行われました。
米国の民衆の分断と、新型コロナ禍をはじめとした、
様々な課題に直面した船出と、各メディアが報じていますね。
この就任式で、詩を朗読したアマンダ・ゴーマンさんは22歳の若さで、就任式に登場した詩人としては最年少だそうです。
詩のタイトルは「The Hill We Climb(我らの登る丘)」。

→【緊急全訳】アマンダ・ゴーマン「私たちがのぼる丘」─米国大統領就任式で世界が注目
When day comes we ask ourselves,
where can we find light in this never-ending shade?
日が始まる時 私たちは自問する
終わらない影の中 どこに光を見つけられるか
で始まり、
There is always light.
Only if we are brave enough to see it.
光はいつも存在する
私たちにそれを見る勇気さえあれば
There is always light.
Only if we are brave enough to be it.
光はいつも存在する
私たちが光になる勇気さえあれば
と締めくくられています。
バイデン氏と同様、発話障害を乗り越えた彼女の堂々とした朗読は、
多くの人に感銘を与えたようです。
彼女の着ていた鮮やかな黄色の服は、
詩にある「光」を象徴しているかのようでした。
米国初の(そして「最後ではない」)女性副大統領ハリスさんのコートは、鮮やかな紫でした。
民主党の青と共和党の赤の融和を表しているとも映りました。
4年前に敗れたヒラリーさんも、敗北宣言の時だったでしょうか、
だんなさんと共に、夫婦そろって紫を身につけて登場されていたのを思い出しました。
このように、服や物に象徴として思いを込めるということがありますね。
さて、昨日はもう1つの大切な「交代」が行われました。
牛深東中学校 生徒会執行部引継式 です。
ZOOMでの実施でした。
感謝状贈呈、第16期執行部の最後のあいさつと進み、
特に後迫会長のあいさつは、
さすが「コロナに負けない生徒会」を1年間引っ張ってきたリーダーらしい、
熱い思いのこもったものでした。
そして、恒例の生徒会旗(校旗)の次期会長への引き継ぎがありました。
山本前会長から1年、いろいろな思いを込めて手渡してくれたと思います。
その思いを受けた、鶴長新会長のあいさつも、力強く素晴らしいものでした。
3年生たちの信頼と期待を受け止めて、先輩へのエールを込めて語ってくれました。
本校歴代の「日本一の生徒会」の伝統が進歩しながら受け継がれていく、
象徴的な場面は、生徒会旗の引き継ぎのシーンだと思います。
そばで見ていた私も、胸が熱くなりました。
新執行部の今後の健闘を祈りたいと思います。
第13期三宅会長から第14期小﨑会長へ
3年生から2年生へ!「継承」と「創造」 生徒会役員引き継ぎ式
第14期小﨑会長から第15期山本会長へ
2学期終業式・生徒会役員任命式
第15期山本会長から第16期後迫会長へ
そして、第16期後迫会長から第17期鶴長会長へ
朝を制する者は一日を制す
今日の「学校生活」のページでは、
「朝を制するものが一日を制す」と題して、
東中生の朝の苓南タイムの頑張りを紹介しました。
静かに落ち着いた雰囲気の中で1日の学校生活のスタートを切ることは、
頭にも心にも体にとっても、とてもいいことだと思います。
脳科学者の茂木健一郎さんは、朝を制するものが「人生」を制するとおっしゃっています。
引用*****
脳は、夜眠っている間に、前日のさまざまな体験を整理し、側頭連合野の回路に記憶する。
従って、朝目覚めたときは、記憶の整理が終わって、いわば「すっきり」した状態になっている。
朝の時間が「ゴールデン・タイム」といわれる理由は、ここにある。
集中して仕事をする条件が整っているのである。
「朝を制するものが人生を制する」は過言ではない。
私は、起きてすぐメールを見たり、ツイッターやフェイスブックをチェックしてエンジンを始動する。
そして、家を出る前に、一仕事済ませてしまう。
1日の最初に、いきなりトップ・スピードで活動することで、その後の仕事のリズムがつくられる。
*****
パソコンを終了すると、いくつものウインドウを閉じながら、
「ジジジジジ…」といって終了していきます。
あれはパソコンのCPUが1日の処理内容を片付けている音でしょうか。
人間の脳も寝ている間に、そういった片付けを終えてすっきりしているのでしょう。
そう言われてみると、朝は脳がすっきりしているような気がしてきました。
朝イチで調子よく仕事が処理できれば、一日中、調子いい感じがしますね。
朝、家から出かける2時間前に起きて、日光を浴びて、1時間で食事や身支度などを終え、
あとの1時間で仕事や勉強をすると、
とても効率が上がるというおすすめも聞いたことがあります。
ちなみに、私は朝のテレビ番組の「林修先生の言葉検定」で脳を鍛えています?
★★マラソン大会(3校合同)のお知らせ★★
12/19(金)に牛深東中・牛深中・牛深高校との3校合同マラソン大会を開催します。
スタート、ゴールは久玉ふれあい広場です。
スタート時間とコース図は以下の通りです。
ご声援よろしくお願いいたします。
◆12km・・・ 9:50
◆10km・・・ 9:55
◆ 7km・・・10:20
◆ 5km・・・10:30
〈コース図〉
★★牛深東中文化発表会のお知らせ★★
10/12(日)に以下の通り、牛深東中学校文化発表会を開催します。
保護者の皆様、地域の皆様、多くの皆様のご参観をお待ちしています。
〈発表会プログラム〉
「天のかけ橋」リーフレット
天草地域特別支援連携協議会より天草地域の特別支援教育推進についての理解・啓発のためのリーフレット「天のかけ橋」が配付されております。ご一読いただけると幸いです。
★6月は食育月間です。
6月の「給食だより」に「食育月間」や「食育」について掲載されています。
「給食だより」をぜひご覧ください。
★天草市消費者生活センターからの注意喚起です
ご一読ください。
★天草市教育委員会より
「天草市における
『学校部活動の地域移行』
に関する進捗状況について」のお知らせがありました。
資料を添付しておりますので、ご一読ください。
Let’s go to the library!!
【展示】だれかに教えたくなるイグ・ノーベル賞&ノーベル賞【募集】
廊下の展示コーナーに、[だれかに教えたくなるイグ・ノーベル賞&ノーベル賞]コーナーを作りました。
イグ・ノーベル賞、ノーベル賞に関する本を置いています。
(展示中の本も借りられます)
【募集中】もし、だれかに教えたくなる研究を見つけたら、備え付けの用紙に記入して、みんなに共有してみませんか?
放送で紹介したのは、「集中していると目の前をゴリラが横切っても気付かないことがあると証明した研究」でしたが、
今日『わらって、考える!イグ・ノーベル賞ずかん』(古澤輝由/監修、ほるぷ出版)をふと開いたページに載っていた研究は…
「10代の若者に、どれくらい鼻くそをほじるか聞いてみた研究」
でした。
研究結果は…76ページをご覧ください。
みなさんも、気になる受賞研究を見つけたら、ぜひ教えてください。
【おいしそう…】特集コーナー
芸術の秋、スポーツの秋、そして…
食欲の秋ですね。
現在の特集コーナーは【おいしそう…】コーナーにしています。
ここで本を眺めてみなさんお腹をならしていってください。
(気になる本はぜひ借りてみてね)
【今週のくまTOMO】ごみ / 鳥
3月16日のくまTOMOの記事から、
「健康へのえいきょう心配 プラスチックごみ」
「KUMAMOTOとりさんぽ 県農業公園 春の合志市を散策」
をピックアップして関連図書を集めました。
鳥の本は、眺めるだけでも楽しいです。
『366日の誕生鳥辞典』は、その鳥にまつわる伝承や由来を元に誕生鳥が制定してあり、自分の誕生日の誕生鳥はどんな鳥か調べたり、自分と似ているところはあるか想像してみたりして楽しめる本です。
御所浦のイベントにあわせて…
御所浦の、恐竜の島博物館で一周年記念イベントが3月15日にあるそうですね。
現在、図書室前の廊下には、
イベントにいらっしゃる小林快次さんの著書
・『ぼくは恐竜探険家!』
・『恐竜時代』、
小林さんも監修者の一人である『NHKスペシャル恐竜超世界IN JAPAN』
と、そのた恐竜関連の本を並べて置いています。
気になる方はぜひ借りてみてください。
「アスクレピオスの杖」
校長先生から紹介された、「アスクレピオスの杖」のお話について振り返ってみたい方、
図書室にある『世界の神々大図鑑』(グラフィオ/編集、金の星社)をご覧ください。
NDC 164 (神話、神話学)
※現在は特集コーナーに置いています。
【くまTOMO】不登校/いじめ
今回のくまTOMOの中から、
「不登校34万人 増加続く」
「いじめも過去最多」
の記事に注目して、関連する本を集めました。
気になる本があったら、ぜひ借りてみてください。
※冬休み特別貸出中!一人5冊まで借りることができます。(返却は1月10日まで)
【くまTOMO】世界遺産/走り方
今回のくまTOMOの中から、下記の記事に注目して、関連本を集めました。
・「親子走り方教室」
・ナスカの地上絵
左側に走り方の本、陸上関連の本、右半分には世界遺産の本を置いています。
☆パラパラとめくってみたり眺めてみたりして、気になる本があったらぜひ借りてみてください。
【くまTOMO】氷
今回のくまTOMOから、「氷の不思議」の記事に関係する本を集めています。
氷に関する本。
『空想科学読本』には、氷を操るキャラクターを科学的に解説しているページがあります。
氷のキャラクター、みなさんは誰が思いつきますか?
【くまTOMO】猫島(湯島)/ノーベル賞
今回のくまTOMOから、湯島の記事とノーベル賞の記事に注目して、関連する本を集めています。
湯島に関する本は、熊本日日新聞社が発行した『猫島ありのまま』がありました。
ノーベル賞に関する本は、ノーベルさんのこと、ノーベル賞を受賞した人々の本を集めて置いています。
(ここの本ももちろん借りることができます)
コラボ給食
今週の給食は、図書とコラボしたメニューでしたね。
火曜日の給食で紹介された『食堂かたつむり』と、
水曜日の給食で紹介された「めぐろのさんま」が読める『落語ものがたり事典』
を廊下の特集コーナーに集めました。
また、「ごはん」に関するお話がたくさん載っている、『つやつやごはん』も一緒に置いています。
物語と食をいっしょに楽しみましょう。
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