2021年1月の記事一覧
りんごの木を植える
落ちないりんご
雪の中のりんご
と、りんごの話題に続いて、
今日もりんごにまつわる言葉を取り上げます。
よく、「明日地球が滅亡するなら、最後の食事で何を食べますか」という質問があるかと思います。
(ちなみに私だったら「母のつくってくれたきなこもち」と答えます)
(イメージ)
まあ、それとはちょっと異なりますが、このような言葉です。
「たとえ明日、世界が滅亡しようとも今日私はリンゴの木を植える」
Even if I knew that tomorrow the world would go to pieces, I would still plant my apple tree.
宗教改革で教科書に出てくる、ルターという人の言葉だそうです。
この言葉は、いろいろな方がいろいろな読み方をして、多くの場面で紹介されているようです。
どんな時でも希望は捨てない。
成果や結果を見ることはなくても努力する。
目の前にある自分が今できることをする。
コロナ禍の中でも、示唆に富む言葉だと思います。
さて、私はこう考えてきて、
「希望を捨てずに、できることをする」にしても、
なぜルターは「りんごの木を植える」
と言ったのかな、とちょっと不思議な気がしました。
例えば
「旅に出る」でも
「本を読む」でも
いいのかなぁとか考えていました。
そしてしばらく経って思い至ったのは、
「りんごの木」は何のたとえだろうか、ということです。
私は、ここで言う「りんごの木」は
「人」のことかなと思いました。
私は、
生徒たち
後輩の人材
が育つために、今日できる手を尽くす、
と思うことにしました。
雪ん子りんご
昨日のこの欄で、青森県の「落ちないりんご」の話題を取り上げましたが、
同じく昨日の夕方のニュースで、群馬県のりんごの話題が紹介されていました。
「雪の中のりんご」の話題でした。
(画像は群馬テレビの映像から引用)
群馬県沼田市の玉原高原で、りんごを雪の中に埋めておくというのです。
温度や湿度が一定の雪の中で保存することで、りんごがよりおいしくなる知恵だそうです。
そして、いつごろ掘り出すのかというと、なんと5月の大型連休の前だそうです。
りんごたちは、3か月以上も雪の中でじっとしていることになります。
群馬県の高原では、それまで雪が溶けないのでしょうね。
掘り出されたりんごたちは、真っ白な雪のおかげでより一層甘くおいしくなって、全国の家庭を賑わせることになるのでしょう。
なにか、ロマンのある話だと思いました。
2学期の後半、技術の授業で2年生たちがチューリップの球根を植えていました。
下城先生の指導で一生懸命体育館前の花壇を耕し、植え込んでいました。
生徒たちが「春に会おうね」と言いながら、土をかぶせていた姿を思い出しました。
あのチューリップの球根も花壇の中で、春を待っています。
(昨年12/22の授業の様子)
(1/8の雪もがまんしている花壇の様子)
落ちないりんご
昨日は牛深ハイヤ実行委員会に出席してきました。
今年4月に予定されていた第50回牛深ハイヤ祭りは、
残念ながら、新型コロナ終息まで延期になりました。
本校も第48回(平成31年4月)に続いて、
全校生徒で総踊りに参加する計画でしたので、たいへん残念です。
その席上、東京ドームで毎年行われているイベント「ふるさと祭り東京」が、
オンラインで開催されたことのお知らせがありました。

牛深ハイヤも1/11(月)配信分で登場しました。
今もYOUTUBEでご覧になれます。
【公式】ふるさと祭り東京2021オンライン[4日目]
(5時間以上の長い動画です。牛深ハイヤ踊りは開始後1時間15分後ぐらいから登場です)
私は11日に自宅で視聴しましたが、
天草市役所の皆さんが天草各地の名勝をバックに踊っておられる
素晴らしい動画が紹介されていました。
ところで、番組の最初には、青森県のご当地アイドル「りんご娘」さんが登場し、
津軽地方の「ねぷた」についての紹介などをされていました。

牛深もゆるキャラ(?)あかねちゃんに続いて、

アイドルの登場が期待されますね。
さて、青森のりんごで思い出したのが、
「りんご台風」の別名で呼ばれる、平成3年の台風19号です。
「平成一の風台風」とも言われ、熊本も大きな被害を受けました。
最大瞬間風速50メートルを越えたそうです。
この台風は、北上していった青森県でも、りんご農家に甚大な被害をもたらしました。
その時の逸話ですが、
収穫間近の多くのりんごが、台風の暴風で枝から落ちてしまって、出荷できなくなりました。
農家の人は途方に暮れてしまいました。
ところが、その中で、起死回生の手を打った農家があって、
台風で落ちなかったりんごを
「落ちないりんご」と名付けて、
受験生用に売り出したそうです。
受験生の皆さんはいい験担ぎということで、大好評になったと聞きました。
よくコップに半分入った水を見て、
「もう半分しかない」と思うか、
「まだ半分ある」ととらえるか、考え方次第ということが言われますが、
地面に落ちた無数のりんごを見て嘆くだけでなく、
まだ残ってくれていたりんごの実を見上げて、
「なんとかしよう」と思った方がおられたのでしょうね。
ピンチはチャンス、そのもののお話だと思います。
現在も「有限会社 落ちないりんご」からりんごの購入ができるようです。
みぞか号の思い出
成人の日に、ニュースを見ていましたら、
成人の皆さんが生まれた、20年前の出来事が紹介されていました。
BSデジタル放送開始、2000円札発行、シドニー五輪など、懐かしい映像が出てきました。

(SMAP らいおんハート 2000年8月30日発売)
熊本県内の出来事としては、
潮谷県知事誕生と共に、
天草空港開港と天草エアラインの就航が紹介されました。
天草と福岡を35分で結ぶ空の足の誕生は、画期的なことだったと思います。

さて、本校では、今まで2回にわたって修学旅行で天草エアラインを利用しました。
天草に空港とエアラインをつくった故郷の先輩たちの思いや努力を知ることも修学旅行の学びの一環になると考えて、天草エアラインや天草市のご理解とご協力を得て実現しました。
天草市などからの補助金もいただくことができ、大変ありがたいことでした。
1回目の旅で、大阪伊丹空港に着く前に、山本機長さんから
「皆さん、将来天草エアラインでいっしょに働きましょう」
と声をかけていただき、生徒たちの励みになったことでした。
2回目の旅に当たって、ぜひ機長さんは、前年と同じ方にお願いしたところ、ご好意で実現しました。
そしてその時も、山本機長さんに機内放送で生徒に話しかけていただきました。
特に印象に残っているのは、次のお話です。
*****
「壁にぶち当たり、悩むこともあるかも知れません。
その時、自分に居場所がない、
nowhere
と感じてしまうこともあるかも知れません。
しかし、
now here
今、ここにあなたがいることが大切なのです。
*****
というお話でした。
現役のパイロットの方に、心に残るお話をいただき、
修学旅行の最初の良い思い出となったことが忘れられません。
本当にありがとうございました。
また、天草エアラインでお会いできる日を楽しみにしています。
山本機長さんの言葉は、今も3F廊下に掲示しています。
あいさつに、スランプなし
「あいさつに、スランプなし」
タレントの松村邦洋さんの言葉だと紹介されていました。

あいさつは、必ずうまくいくということでしょう。
たしかに、あいさつをして、失敗することや不調になることはないような気がします。
緊張するテストや試合のときも、いつもどおりの明るいあいさつをすることで、
自分のペースをつかめるでしょう。
ちょっと怖そうな初対面の人に、いつもどおり元気なあいさつをすることで、
コミュニケーションをとりやすくなるかもしれません。
「あいさつに、スランプなし」
強気で、振り切っていて、いい言葉に思えます。
東中生の皆さんも、あいさつという得意技を磨いていきましょう。


★★牛深東中文化発表会のお知らせ★★
10/12(日)に以下の通り、牛深東中学校文化発表会を開催します。
保護者の皆様、地域の皆様、多くの皆様のご参観をお待ちしています。
〈発表会プログラム〉
「天のかけ橋」リーフレット
天草地域特別支援連携協議会より天草地域の特別支援教育推進についての理解・啓発のためのリーフレット「天のかけ橋」が配付されております。ご一読いただけると幸いです。
★6月は食育月間です。
6月の「給食だより」に「食育月間」や「食育」について掲載されています。
「給食だより」をぜひご覧ください。
★天草市消費者生活センターからの注意喚起です
ご一読ください。
★天草市教育委員会より
「天草市における
『学校部活動の地域移行』
に関する進捗状況について」のお知らせがありました。
資料を添付しておりますので、ご一読ください。
Let’s go to the library!!
【展示】だれかに教えたくなるイグ・ノーベル賞&ノーベル賞【募集】
廊下の展示コーナーに、[だれかに教えたくなるイグ・ノーベル賞&ノーベル賞]コーナーを作りました。
イグ・ノーベル賞、ノーベル賞に関する本を置いています。
(展示中の本も借りられます)
【募集中】もし、だれかに教えたくなる研究を見つけたら、備え付けの用紙に記入して、みんなに共有してみませんか?
放送で紹介したのは、「集中していると目の前をゴリラが横切っても気付かないことがあると証明した研究」でしたが、
今日『わらって、考える!イグ・ノーベル賞ずかん』(古澤輝由/監修、ほるぷ出版)をふと開いたページに載っていた研究は…
「10代の若者に、どれくらい鼻くそをほじるか聞いてみた研究」
でした。
研究結果は…76ページをご覧ください。
みなさんも、気になる受賞研究を見つけたら、ぜひ教えてください。
【おいしそう…】特集コーナー
芸術の秋、スポーツの秋、そして…
食欲の秋ですね。
現在の特集コーナーは【おいしそう…】コーナーにしています。
ここで本を眺めてみなさんお腹をならしていってください。
(気になる本はぜひ借りてみてね)
【今週のくまTOMO】ごみ / 鳥
3月16日のくまTOMOの記事から、
「健康へのえいきょう心配 プラスチックごみ」
「KUMAMOTOとりさんぽ 県農業公園 春の合志市を散策」
をピックアップして関連図書を集めました。
鳥の本は、眺めるだけでも楽しいです。
『366日の誕生鳥辞典』は、その鳥にまつわる伝承や由来を元に誕生鳥が制定してあり、自分の誕生日の誕生鳥はどんな鳥か調べたり、自分と似ているところはあるか想像してみたりして楽しめる本です。
御所浦のイベントにあわせて…
御所浦の、恐竜の島博物館で一周年記念イベントが3月15日にあるそうですね。
現在、図書室前の廊下には、
イベントにいらっしゃる小林快次さんの著書
・『ぼくは恐竜探険家!』
・『恐竜時代』、
小林さんも監修者の一人である『NHKスペシャル恐竜超世界IN JAPAN』
と、そのた恐竜関連の本を並べて置いています。
気になる方はぜひ借りてみてください。
「アスクレピオスの杖」
校長先生から紹介された、「アスクレピオスの杖」のお話について振り返ってみたい方、
図書室にある『世界の神々大図鑑』(グラフィオ/編集、金の星社)をご覧ください。
NDC 164 (神話、神話学)
※現在は特集コーナーに置いています。
【くまTOMO】不登校/いじめ
今回のくまTOMOの中から、
「不登校34万人 増加続く」
「いじめも過去最多」
の記事に注目して、関連する本を集めました。
気になる本があったら、ぜひ借りてみてください。
※冬休み特別貸出中!一人5冊まで借りることができます。(返却は1月10日まで)
【くまTOMO】世界遺産/走り方
今回のくまTOMOの中から、下記の記事に注目して、関連本を集めました。
・「親子走り方教室」
・ナスカの地上絵
左側に走り方の本、陸上関連の本、右半分には世界遺産の本を置いています。
☆パラパラとめくってみたり眺めてみたりして、気になる本があったらぜひ借りてみてください。
【くまTOMO】氷
今回のくまTOMOから、「氷の不思議」の記事に関係する本を集めています。
氷に関する本。
『空想科学読本』には、氷を操るキャラクターを科学的に解説しているページがあります。
氷のキャラクター、みなさんは誰が思いつきますか?
【くまTOMO】猫島(湯島)/ノーベル賞
今回のくまTOMOから、湯島の記事とノーベル賞の記事に注目して、関連する本を集めています。
湯島に関する本は、熊本日日新聞社が発行した『猫島ありのまま』がありました。
ノーベル賞に関する本は、ノーベルさんのこと、ノーベル賞を受賞した人々の本を集めて置いています。
(ここの本ももちろん借りることができます)
コラボ給食
今週の給食は、図書とコラボしたメニューでしたね。
火曜日の給食で紹介された『食堂かたつむり』と、
水曜日の給食で紹介された「めぐろのさんま」が読める『落語ものがたり事典』
を廊下の特集コーナーに集めました。
また、「ごはん」に関するお話がたくさん載っている、『つやつやごはん』も一緒に置いています。
物語と食をいっしょに楽しみましょう。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 森 健一
運用担当者 唐田 尚子
住所:天草市久玉町2364番地
電話:0969-72-3214
since 2017.4.10
700,000access 2023.7.25
800,000access 2023.11.4
888,888access 2024.2.6
900,000access 2024.2.29