2020年9月の記事一覧
1分ルール
台風10号の接近が心配される今日です。
昨日は本校でも、掃除の時間や放課後に全校でできるだけの備えをしました。
校長室も、窓の補強をしました。
また、窓際をはじめあちこちに
万一の時、濡れたり吹き飛んだりしては困る物がありますので、
片付けをしました。
片付けをしながら、いかにムダな物や未整理の物が多いかを、目の当たりにしました。
先日、「1分ルール」というものを知りました。
どういうルールかと言いますと、
「1分以内でできることは今すぐやってしまう」
という、ごくシンプルなものです。
プリントや書類をファイルに綴じる
不要になったノートや資料を処分する
使わなくなって引き出しに眠っているペンを処分する
デスクトップに置いたままのデータをフォルダに整理する
干したままにしていたウインドブレーカーをロッカーにしまう
自分で書き出しながら、
なんと簡単なことが日頃できていないのか、恥ずかしい限りです。
元々片付けが下手な私ですが、身の回りは
「まあ、このぐらいいいか、あとで」
と後回し、先延ばしにしていることの山です。
完結していない作業や未整理の物品、雑然としたデスク周りは
それだけで頭の中もスッキリしませんし、ストレッサーかもしれません。
今回を機に、
「簡単なこと=1分以内でできること」
は、その時すぐにやる習慣をつけようと思います。
台風の備えで大変な時に失礼しました。
皆さん、台風にどうぞお気をつけください。
やっぱりだれか見ててくれるんだ
(つづき)
引用:萩本欽一著『ダメなときほど運はたまる』廣済堂新書 から
高校の三年間は
いくつものアルバイトをしてたんですが
いちばんうれしい思いをしたのは
京橋の洋食屋さん
なにがうれしいかって食べ物屋さんですから
食材があまると
アルバイトにも食事を出してくれたんです
ここでアルバイトをしたのは
高校二年の夏休み
僕と同時にあと二人
学生が雇われたんですが
女主人はまず僕を見てこう聞きました
「仕事は3つあるの。
キャベツを切ったりカツを揚げる仕事
配達、皿洗い。どれにする?」
迷わず言いましたよ
「僕、皿洗いにします」
ほんとはカツを揚げたかったけど
だれでもこれを選びそうでしょ
だからあとの二人と険悪にならないよう
いちばん人がやりたくない
皿洗いを選んだんです
店の主人にいいとこ見せよう
という気持ちもちょっとはありましたけどね
で、皿洗いを始めたら、鍋底がみんな真っ黒
店にあるタワシじゃぜんぜん落ちないの
自分から選んだ仕事だったから、これを
どうにか落としてピッカピカにしたくてね
自分で20円だして金属のタワシまで買って
いつもお皿と鍋をきれいにしてました
このバイトは夏休みいっぱいの約束で
最後の日に
バイト仲間3人で帰ろうとしていたら
「萩本君、ちょっと」
って店主が奥から僕を呼びとめました
行ってみたら、こう言われたんです
「萩本君、よかったら卒業するまで
うちで働いてくれないかい?」
ちゃんと僕のこと見ててくれたんだ
って思いましたね
自分から損したり、一生懸命やってれば
やっぱりだれか見ててくれるんだって
やけにうれしかったな
自慢話みたいでいやだけど、でも
「損から入って一生懸命やろう」
ってこのとき思ったのね
どんなちっちゃなことでも
損から入るといいですよ
人のために自分の時間や知恵やお金を使うと「睡眠時間が減る」とか「頭が痛い」
「心が痛い」「ふところが寒い」などなど
いろいろな不都合があると思うのね
でも、それぐらいは我慢しちゃうと
あとで運になります
損のままで終わる人生ってないんです
*****
昨日お話しした菅さんも、欽ちゃんも
「一生懸命やってれば やっぱりだれか見ててくれるんだって やけにうれしかったな」
という体験が、その後の人生に大きな影響を与えているのだと思います。
菅さんの会見から
自民党の総裁選の話題がニュースを賑わせています。
昨日は菅官房長官が出馬会見をされていました。
あるテレビ番組でも、菅さんのプロフィールを取り上げていました。
菅さんは秋田県の農家の生まれで、お父さんはイチゴの栽培で成功された方だそうです。
「冬の出稼ぎをしなくていいように、イチゴの品種改良をして冬に栽培し、
クリスマスケーキに初めてイチゴを乗せた」方だそうです。
本当でしょうか!
菅さんは国会議員二世とかではなく、いわゆるたたき上げであることを
昨日の出馬会見でも言われていました。
努力してこられた人だけに、座右の銘は「意志あれば道あり」だそうです。
その番組の中で、菅さんの元秘書で、現在横浜市議という人が出演されていて、
菅さんは
「努力をすれば、たとえ黙っていても誰かが必ず見ていてくれて、努力は必ず報われる」という意味のことをよく言われていたそうです。
その言葉を聞いて、思い出した話がありますので、長くなりますが引用します。
コメディアンの萩本欽一さんの若い時の話です。
引用:萩本欽一著『ダメなときほど運はたまる』廣済堂新書 から
*****
ほとんどの人は「損をしたくない」
と思って生きていますよね
だけど、そういう生き方をしていると
自分でも気がつかないうちにずるくなったり
意地悪になったりしやすいと思うの
だって今の世の中がそうでしょ?
みんなで得しましょう
損をしたい人は勝手に苦労してなさい
っていう仕組みになってますよね
幸運もお金も
人のあいだをぐるぐる回ってるんだから
すべての人が一緒に得をするなんて
ありえないんですよ
幸せになりたいと思うなら
進んで損をしたほうがいいの
人とつき合うときは
率先して損な役回りをすると
だれかが幸運を持ってきてくれます
自分のために損をしてくれた人がいたら
うれしくなるでしょ
だから人間関係が円滑になるし
一緒に仕事をするときも
信頼関係が早く結べるんです
かといってなにか見返りを求めて損をしたり
相手にとって負担になるような
極端なことをしちゃダメ
このあたりはバランスを考えて行動しないと運にならない
僕の場合、なにか事を興(おこ)すときは
必ず損から入ります
これを覚えたのは、高校時代でした
(つづく)
運命が変わる 人生が変わる
昨日のこの欄では、「行動すれば脳のスイッチが入る」という話をしました。
少し似たような言葉で、こういうものがあります。
心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
心理学者ウイリアム・ジェイムズの言葉とされています。
この言葉は、野球の松井秀喜選手の高校時代の恩師・山下監督から学んだ言葉として、次の本でも紹介されています。
「心が変われば 山下智茂・松井秀喜を創った男」
また、サッカーの中村俊輔選手の「夢をかなえるサッカーノート」という本でも紹介されているようです。
それほど、有名な言葉なのですね。
一方では、野球の野村克也監督の「野村ノート」という本では、
ヒンズー教の教えとして、次の言葉が登場するようです。
心 が変われば 態度が変わる。
態度 が変われば 行動 が変わる。
行動 が変われば 習慣 が変わる。
習慣 が変われば 人格 が変わる。
人格 が変われば 運命 が変わる。
運命 が変われば 人生 が変わる。
ウイリアム・ジェイムズさんの言葉の原典はここにあるのかも知れません。
どちらも言っていることは、
日頃の心がけや態度が運命や人生を左右するのだ、ということではないでしょうか。
「今できなくても、いざとなったらやれるので、これでいいのだ」
といくら口では言っても、日々だらだらしていては、
やっぱり、だらだらしたそれだけの人生しか送れないのでしょう。
以前、日頃あいさつをあまりしなくても
「しようと思ったら、ちゃんとあいさつはできます」と言っていた生徒がいました。
しかし、高校入試の面接の練習をしてみると、やっぱりあいさつや礼儀は下手でした。
その場だけの付け焼き刃では、社会は通用しません。
「私はやればできる子なので」ではいけないでしょうね。
これもまた、似たような印象の言葉ですが、
マザーテレサもこんな言葉を残しています。
思考に気をつけなさい、
それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、
それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、
それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、
それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、
それはいつか運命になるから。
私は特に、
「思考に気をつけなさい、
それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、
それはいつか行動になるから。」
という部分にドキッとします。
いくら、つい言ってしまった言葉や、うっかりしてしまった行動でも、
思いもしないことは言葉に出ませんし、行動にも出ないのでしょう。
そこから運命につながって、自分に返ってくるのだと、自分を戒めています。
〇〇すれば脳のスイッチが入る
薬学博士で東京大学薬学部教授の池谷 裕二さん
(テレビ「新・情報7daysニュースキャスタ-」にも安住アナやたけしさんといっしょに出られています)
が、 糸井重里さんとの対談で話されていました。
「脳にスイッチを入れるには」という話です。
池谷さんは、
身体を動かす事実が起こると、そこにあとから脳がついて行く、
ということをおっしゃっています。
*****以下引用*****
糸井 それを知ってるだけで、 ずいぶんいろんなことがやりやすくなりますよね。
池谷 たとえば、朝、 眠いのに起きなきゃいけないとかね、
そういう葛藤もなくなるんです。
横になってたらいつまで経っても眠いんです。
体のスイッチが入ったら、脳は追随する。 つまり起きる。
そうすると目が覚めるじゃないですか。
そういうことで、面倒なことが だいぶ楽になるんですよね。
やる気にならなくても、
やりはじめればそのうち気分乗ってやるでしょ、 みたいな感じを持ってると、
たぶんすごく楽になるんです。
*****引用ここまで*****
池谷さんは「けっきょく、身体しか スイッチはない」とおっしゃっています。
身体を動かす・行動することで、脳のスイッチが入り、
めんどうなことがめんどうでなくなり、
きつそうなことも案外楽に進められる、ということですね。
確かに、私も仕事に手を付けてしまえば、半分ぐらいは終わったようなもので、
後はなんとか、なっていきます。
坂の上から岩を転がすとき、最初は重い岩を「うーん」と力を入れて動かしますが、
いったん動き出したら、
ごろん ごろん ごろ ごろごろごろ………と自然に加速して転がり出すのと似ています。
(これは先日、3年生が理科の実験で学習していました)
今朝、苓南タイムに教室を回っていましたら、
2年Bの教室(4F)にこんな言葉が掲示してありました。
まず、具体的な行動を変えると、脳(意識)にスイッチが入って、
姿勢、発言などの習慣も変えられるでしょう。
「行動すれば脳のスイッチが入る」のです。
★★牛深東中文化発表会のお知らせ★★
10/12(日)に以下の通り、牛深東中学校文化発表会を開催します。
保護者の皆様、地域の皆様、多くの皆様のご参観をお待ちしています。
〈発表会プログラム〉
「天のかけ橋」リーフレット
天草地域特別支援連携協議会より天草地域の特別支援教育推進についての理解・啓発のためのリーフレット「天のかけ橋」が配付されております。ご一読いただけると幸いです。
★6月は食育月間です。
6月の「給食だより」に「食育月間」や「食育」について掲載されています。
「給食だより」をぜひご覧ください。
★天草市消費者生活センターからの注意喚起です
ご一読ください。
★天草市教育委員会より
「天草市における
『学校部活動の地域移行』
に関する進捗状況について」のお知らせがありました。
資料を添付しておりますので、ご一読ください。
Let’s go to the library!!
【展示】だれかに教えたくなるイグ・ノーベル賞&ノーベル賞【募集】
廊下の展示コーナーに、[だれかに教えたくなるイグ・ノーベル賞&ノーベル賞]コーナーを作りました。
イグ・ノーベル賞、ノーベル賞に関する本を置いています。
(展示中の本も借りられます)
【募集中】もし、だれかに教えたくなる研究を見つけたら、備え付けの用紙に記入して、みんなに共有してみませんか?
放送で紹介したのは、「集中していると目の前をゴリラが横切っても気付かないことがあると証明した研究」でしたが、
今日『わらって、考える!イグ・ノーベル賞ずかん』(古澤輝由/監修、ほるぷ出版)をふと開いたページに載っていた研究は…
「10代の若者に、どれくらい鼻くそをほじるか聞いてみた研究」
でした。
研究結果は…76ページをご覧ください。
みなさんも、気になる受賞研究を見つけたら、ぜひ教えてください。
【おいしそう…】特集コーナー
芸術の秋、スポーツの秋、そして…
食欲の秋ですね。
現在の特集コーナーは【おいしそう…】コーナーにしています。
ここで本を眺めてみなさんお腹をならしていってください。
(気になる本はぜひ借りてみてね)
【今週のくまTOMO】ごみ / 鳥
3月16日のくまTOMOの記事から、
「健康へのえいきょう心配 プラスチックごみ」
「KUMAMOTOとりさんぽ 県農業公園 春の合志市を散策」
をピックアップして関連図書を集めました。
鳥の本は、眺めるだけでも楽しいです。
『366日の誕生鳥辞典』は、その鳥にまつわる伝承や由来を元に誕生鳥が制定してあり、自分の誕生日の誕生鳥はどんな鳥か調べたり、自分と似ているところはあるか想像してみたりして楽しめる本です。
御所浦のイベントにあわせて…
御所浦の、恐竜の島博物館で一周年記念イベントが3月15日にあるそうですね。
現在、図書室前の廊下には、
イベントにいらっしゃる小林快次さんの著書
・『ぼくは恐竜探険家!』
・『恐竜時代』、
小林さんも監修者の一人である『NHKスペシャル恐竜超世界IN JAPAN』
と、そのた恐竜関連の本を並べて置いています。
気になる方はぜひ借りてみてください。
「アスクレピオスの杖」
校長先生から紹介された、「アスクレピオスの杖」のお話について振り返ってみたい方、
図書室にある『世界の神々大図鑑』(グラフィオ/編集、金の星社)をご覧ください。
NDC 164 (神話、神話学)
※現在は特集コーナーに置いています。
【くまTOMO】不登校/いじめ
今回のくまTOMOの中から、
「不登校34万人 増加続く」
「いじめも過去最多」
の記事に注目して、関連する本を集めました。
気になる本があったら、ぜひ借りてみてください。
※冬休み特別貸出中!一人5冊まで借りることができます。(返却は1月10日まで)
【くまTOMO】世界遺産/走り方
今回のくまTOMOの中から、下記の記事に注目して、関連本を集めました。
・「親子走り方教室」
・ナスカの地上絵
左側に走り方の本、陸上関連の本、右半分には世界遺産の本を置いています。
☆パラパラとめくってみたり眺めてみたりして、気になる本があったらぜひ借りてみてください。
【くまTOMO】氷
今回のくまTOMOから、「氷の不思議」の記事に関係する本を集めています。
氷に関する本。
『空想科学読本』には、氷を操るキャラクターを科学的に解説しているページがあります。
氷のキャラクター、みなさんは誰が思いつきますか?
【くまTOMO】猫島(湯島)/ノーベル賞
今回のくまTOMOから、湯島の記事とノーベル賞の記事に注目して、関連する本を集めています。
湯島に関する本は、熊本日日新聞社が発行した『猫島ありのまま』がありました。
ノーベル賞に関する本は、ノーベルさんのこと、ノーベル賞を受賞した人々の本を集めて置いています。
(ここの本ももちろん借りることができます)
コラボ給食
今週の給食は、図書とコラボしたメニューでしたね。
火曜日の給食で紹介された『食堂かたつむり』と、
水曜日の給食で紹介された「めぐろのさんま」が読める『落語ものがたり事典』
を廊下の特集コーナーに集めました。
また、「ごはん」に関するお話がたくさん載っている、『つやつやごはん』も一緒に置いています。
物語と食をいっしょに楽しみましょう。
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