2020年9月の記事一覧
「なんで」を考えること
先日、ちょっと考えさせられるツイッターの記事を目にしました。
*****以下引用
食事中によく食べ物をこぼす子。
親は「なんでこぼすの!」と叱っていたが、あるとき「本当になんでこの子はこぼすのか?」と冷静に観察してみた。
すると、食器の縁の形に問題があることや椅子が高すぎることなどの原因が見つかり、それを改善したらこぼさなくなった。
「なんで」は親が考えることなのだ。
*****
………「なんで」は親が考えることなのだ。
というのは、教師も一緒のことだと思います。
私もよく「なんでできないのか」とか、言ってきました。
バスケット部の指導をしていた時も、
試合中に
「なんでそのシュートを決めないのか!」
とか言っていた気がします。
今思えば恥ずかしい限りです。
指導にも何にもなっていませんでした。
「もう少しひじを上げて」
とか、
「もっとひざを曲げて」
とか、焦点化してアドバイスすべきだと、後から学びました。
子どもが頑張ってもうまくいかないでいる時、
本人も「なんで」と思っているかもしれません。
それを解決できるように、
一緒に考えていかねばと改めて思いました。
体育大会 校長あいさつ(抜粋・改)
(本番では予定と全く違ったあいさつをしましたので、修正します)
今年度は、新型コロナウイルスの感染防止のため、
規模と時間を縮小しての体育大会です。
東中らしい体育大会を9月に実施するという決定をして、
計画・準備を進める中で、
まず最初にカットしようと職員で話し合ったのが
ただいまご覧いただいた入場行進でした。
しかし、練習を進める中で、
後迫実行委員長・生徒会長と役員たちから
「入場行進をさせてほしい」という要望があがりました。
「入場行進で東中全員の団結を見てもらいたい」
という意見でした。
しかし、練習時間はないので、1時間だけ生徒会に時間を任せよう、と職員で話し合いました。
「先生たちは何も言わないので、自分たちでやれるだけやってみなさい」
と生徒に伝えてもらいました。
そして、先日、休憩をはさんで40分ほど、
生徒会、リーダーを中心に練習をしました。
今日がその時以来、2回目の行進でした。
生徒たちの入場行進は、いかがだったでしょうか。
今回の大会スローガンは、「東継皆進 今しかない やるしかない」です。
東中の伝統を受け継いで、72名の全校生徒で進んでいこうという、
生徒会の思いがこもったスローガンです。
私は今日の入場行進を見て、大会スローガンそのものの光景を目にしたように思います。
この光景を目に焼き付けておきたいと思います。
ご来場の皆様、生徒たちのこのこの思いを受け止めて、
最後まで応援をよろしくお願いします。
生徒の皆さんの健闘を祈ります。
校長室ブログ 予定になかった入場行進を練習したわけ(2020/9/16)
101本目の矢
明日はいよいよ体育大会です。
後迫実行委員長、脇﨑赤団団長、山下白団団長を中心に
短い時間で制約も多い中、生徒たちは練習・準備を頑張ってきました。
的を射抜く
矢の1本1本が
的を外した
100本の矢の
成果なんだ
これは、ロビン・シャーマ(カナダの作家)の言葉です。
これまでのプロセスの中で、
うまくいかないことや意見の衝突、
時には悩んだこともあったと思いますが、
明日多くの人たちの前で、
東中生の実力を発揮してくれることを期待しています。
保護者の皆さん、地域の皆さん、どうぞよろしくお願いします。
Uber Eatsと出前の思い出
Uber Eats という、食べ物の配達サービスが
熊本にも登場したそうですね。
美味しいレストランの味を自宅でも!などという触れ込みのようです。
withコロナの新しい生活習慣の中では、
こういったサービスの需要はますます増えてくるかもしれません。
さて、いわゆる出前というと、思い出があります。
私が小学生のころ、近所に二軒のラーメン屋さんがありました。
うちでも時々ラーメンの出前を取ることがありました。
たまに出前を取ると、なんかワクワクしたものです。
しかし、よく覚えていることがあります。
出前のラーメンどんぶりに、冷めない(あるいはスープがこぼれない)ように、
ラップがかけてあったのですが、
そのラップには、どんぶりの直径にちょうどハマるような大きさのゴムが仕込まれていたのでした。
私はそのラップを上手に外すことができずに、
ゴムがバチっといって外してしまうので、
その反動でちゃぶ台の上や手に、スープがかかってしまっていました。
手にとんこつのにおいが付いてしまっていたのがなつかしいです。
もう一つ、印象に残っているのは、この二軒のラーメン屋さんの出前には、
ちょっとした違いがあったことです。
それはこういうことです。
一軒のラーメン屋さんは出前を取ると、ラーメン代と別に、出前の手間賃を10円取っていました。
お店の方は、前述のどんぶり用ラップの代金と言われたようですが、
時間と手間、バイクのガソリン代などと思えば、無理からぬことのような気もします。
ただ、もう一軒の別のラーメン屋さんは違っていました。
そのラーメン屋さんは、出前を届けると、
逆に10円を置いて帰っていかれるのでした。
聞くと、「電話代です」ということだったと思います。
私の親と話しているのを横から聞いたのですが、
「何軒もラーメン屋がある中で、うちに電話してもらったんだから」
と配達に来たご主人が言っていたのを覚えています。
子ども心に、同じようにラーメンを頼んでも違うもんだなぁ、と不思議な感じがしたのを覚えています。
さて当時、うちはどちらのラーメン屋さんに多く出前を頼むようになったでしょうか。
皆さんならどうでしょう。
どちらのラーメン屋さんが繁盛したと思われますか。
感謝の気持ちが心の底にあるかどうかは、大切な気がします。
予定になかった入場行進を練習したわけ
今回の体育大会は、新型コロナの対策のため、午前中半日で実施します。
そのために、競技のプログラムや練習日程をどうするか、
早くから職員で協議してきました。
そのプログラムの検討の中で、最初に削ったのは入場行進でした。
おそらく、これまでは生徒と職員で、こんな入場行進をしたいという意識に多少の隔たりがあったのかもしれません。
昨年も練習時間をけっこう長時間費やしても、なかなか成果が出にくい面がありました。
また、せっかく練習しても、例年、開会式前の入場行進の時には
観覧の皆さんが思いのほか少ないこともありました。
このような理由で、プログラムのスリム化に当たって、最初にカットして
後の計画を進めていきました。
ところが、体育大会の練習が進む中で、
生徒会役員から「入場行進をさせてほしい」という要望があがりました。
私も話を聞きました。
「生徒全員で行う競技が少なくなった中で、
入場行進で東中全員の団結を見てもらいたい」
「全校生徒の一体感を味わいたい」
「生徒会のリーダーシップを発揮したい」
というような率直な生徒たちの意見を聞きました。
やるからには東中生らしい入場行進をつくりあげなくてはならないというのは、
生徒も職員も同じ思いです。
しかし、もともと少ない練習時間が、台風10号による臨時休校によりさらに短くなりましたし、
生徒会に練習時間を任せるにしても、最大50分ではないかということを伝えました。
生徒会が呼びかけて練習を指揮し、
50分以内で、納得のいく行進ができあがらなかったら、そこまで。
練習の延長や追加はできない、ということも伝えました。
生徒会長からは、それでいいので、やってみたいという強い気持ちを聞きました。
小多先生を中心に、職員で話し合い、
「全体練習の一コマ50分を、入場行進の練習の時間として生徒会に託そう」
ということにしました。
それが、昨日の5時間目でした。
以下は昨日の「学校生活」の記事の引用です。
*****
予定外の入場行進の練習(2020/9/15)
今週も秋風の中、体育大会の練習です。
今回の体育大会では、練習時間やプログラムの短縮で、
入場行進は行わない予定でしたが、
後迫生徒会長たちの
「入場行進で東中の団結した姿を見せたい」という思いで、
今日1時間だけ練習の時間を取りました。
昨日、野球部と陸上部が整備に協力してくれたおかげで、
体育大会の会場としてのグラウンド準備が整いました。
後迫会長が体育大会と入場行進への思いを訴えました。
練習の指示も会長です。
生徒会、各団リーダーを先頭に練習です。
1回目の練習を終わりました。
会長が「もっとできますよね」と気合いを入れました。
この後、各団で話し合いながら練習をしました。
もう本番まで練習はしません。
当日、どんな入場行進になるか、楽しみにされてください。
*****
練習は給水タイムをはさんで、予定より10分ほど早く終わりました。
まだまだ課題はあるでしょうが、
「気づき・考え・実行する 日本一の生徒会」らしい練習でした。
放課後に、会長さんと話をしましたが、
「やっと体育大会という感じがしてきました」
と笑っていました。
保護者、地域の皆さん、体育大会当日は、入場行進もぜひご覧になってください。
どうぞよろしくお願いします。
大坂なおみ選手の成長
日曜日のスポーツニュースで、
テニスの大坂なおみ選手の全米オープン2度目の優勝が伝えられていました。
そのプレーの素晴らしさはもちろんですが、
人種差別に反対する意思を、
差別で犠牲になった方の名前を記したマスクを着用して
試合会場に入ることで示していたことにも、注目を集めました。
一人一人の名前というのも、犠牲になった方の家族の思いなどを思い起こさせました。
「決勝まで進んで、7枚のマスクを全部着けたい」とも言っておられましたが、
それだけでもプレッシャーになりそうです。
表彰式のインタビューでは、
「7つの試合、7つのマスク、7つの名前、
これらであなたは何を伝えたかったのですか」と質問されました。
大坂選手は、
「質問を返しますが、あなたは、どんなことを受け取りましたか。
みんなが考えるきっかけになればと思います」
というようなことを答えていました。
翌日の記者会見でも同様の主旨の質問に
「よく同じような質問を受けますが、
このことが多くとりあげられることが、私の願いでもありました」
という意味のこともおっしゃっていました。
私は自分の言葉で自分の考えを明瞭に言う姿勢が素晴らしいなと思いました。
テニスをすることの意味が、
大坂選手の心の中で少しずつ変わってきたように思われます。
前回の優勝の時と違って、
大きな影響力を持ちながらプレーしている彼女は、
心身共に第一人者になってこられたなと思います。
8/28今日の東天「人権の尊重は 命の尊重」
YAHOO!ニュース 全米オープンで大坂なおみが手にした、もう一つの勝利
菅さん式人生相談の練習(後編)
新聞の「人生相談」の「答え」の方を隠して「相談者」の相談内容の方だけを読み、
「自分ならどう答えるだろう」と考えるという、
菅官房長官の「人生相談の練習」の実践・後編です。
どんな相談かは、昨日のこの欄をご覧ください。
「片時もスマホを手放さない高校生の娘」という相談内容でした。
皆さんなら、どう答えられますか?
まず、私の考えてみた回答です。
家庭内でルールを作っても効果がないのであれば、実力行使?も辞さずではどうでしょう。
充電器はお茶の間に固定して、22時以降はスマホをそこに置くようにするとかはどうでしょう。
「親のお金で買ったスマホを、あなたに使わせてあげてるのだからね」
「電気もWi-Fiも親の働いたお金で使ってるのよね」とか。
(ちょっとギスギスしますでしょうか)
あるいは、スマホの使いすぎが眼や脳に悪い影響を与える、医学的根拠を示して、
子供部屋の壁に張るというのはどうでしょう。
(これもちょっとどうかな感がありますか)
幼児の視力低下が心配!テレビやスマホ、タブレットを長時間見ると近視になる? ベネッセ教育情報サイト
では、この記事の回答者、玉置さんの回答です。
【玉置妙憂の心に寄りそう人生相談】片時もスマホを手放さない高校生の娘
***** 以下引用 *****
うーん……四六時中スマホ。母としてご心配のあまり奥さまがイライラするお気持ち、察するに余りあります。
そして、間に立ってなんとかみんなが幸せになれる効果的な方法はないかとお考えになっているあなたさまのご心労、いかばかりか。
我が家にも娘さんと同じ年ごろの愚息がおりますが、やっぱり息をするように一日中スマホをいじっています。
ただ、それは、時代が完全に変わったからだと私は思うのです。
あなたさまも電車に乗ったときご覧になったことがあるでしょう。
箱の中の9割の人間がスマホを見ています。
良い悪いではなく、そういう時代になったのです。
ひと世代前の私たちとしては、なかなかその変化に対応できない。
朝から晩までスマホをいじっていることを真っ向から否定したくなります。
なぜなら、自分の中にその文化が無いから。
そこには、事の良し悪しの公平な判断ではなく、やみくもに自分の持っている文化を相手に押し付けようとしているところがないでしょうか。
当然のことながら、共通の基盤を持たない者がつくった「ルール」というのは、得てして守られないものです。
まずは、お嬢さんが身を置いている時代の波に私たちも乗ってみませんか。「すごいね。面白そうだね。何をやっているのか教えてよ」と。
そうして、あなたの文化を認めているよ、共有したいと思っているんだということを伝えます。
次に、「あなたはスマホばっかりいじって!」という言葉を「私は一日中スマホをいじっているあなたが心配なの」と言い換えて、お話をしてみてください。
ポイントは「あなたは」を「私は」にすることです。「あなたは!」は相手に防御態勢をとらせてしまいます。まずは「私は」で壁を壊してこちらの思いが相手に届くようにしましょう。
そして、ぜひ娘さんに、電源さえ落とせばあなたが見ている世界からいつでも離れることができると、脱出ルートを教えてあげておいてください。
*****
いかがでしょうか。
さすがに説得力のある回答だと思いました。
私はまず、
「当然のことながら、共通の基盤を持たない者がつくった「ルール」というのは、得てして守られないものです」
というところがなるほどと思いました。
自分のことを理解してくれている人の言葉しか、人の心には入っていかないかもしれないからです。
そもそも、この玉置さんの回答自体が、相談者の方の気持ちに共感して優しい語り口ですね。
あなただけではなくて、うちもそうです、と言われると、
相談者もそれだけで少しホッとするかもしれません。
そして、その方針で子どもの立場や認識を共有して、
その後、「あなたは」を「私は」にしていわゆる「I メッセージ」で、
押し付けがましくならないように語りかけるのは、
子ども自身に考える力を育てる意味もあると思いました。
私自身、菅さん式の練習をやってみて、勉強になりました。
菅さん式人生相談の練習(前編)
先日、菅官房長官のことについて、この欄でもふれましたが、
同じ元秘書の方のお話で、
菅さんは新聞の「人生相談」の「答え」の方を隠して
「相談者」の相談内容の方だけを読み、
「自分ならどう答えるだろう」と考える練習をされているということでした。
私も、似たようなことを時々やってみていて、なるほどなぁという回答はメモしておいたりします。
朝日新聞の人生相談での、上野千鶴子さんや美輪明宏さんの回答は感心することも多いです。
さて、最近の記事を使って、人生相談の練習をしてみましょう。
***** 以下引用 *****
【玉置妙憂の心に寄りそう人生相談】片時もスマホを手放さない高校生の娘 9/4(金) 17:31
【今回の相談内容】
次女のスマホの使い過ぎをやめさせることができません。
高校生の娘は本当に四六時中、スマホを片手に持っていて、トイレに行くときもお風呂に入るときも、スマホを手放すことができません。
みかねて「我が家のスマホルール」を作ったのですが、守ってくれることはほとんどなく、友人家族のやり方を参考にしたり、インターネットで調べた方法を試したりもしましたが、まったく効果はありませんでした。
この状況に妻はかなりイライラしているようで、私たちの目を盗んで娘がスマホを使っていることに気づくと、露骨に口数が減り、家の中がギクシャクします。
ただ、娘にとってスマホが大事なコミュニケーションツールということもわかっているので、思春期の娘の気持ちもないがしろにしたくないと思っています。
みんなが幸せになれる効果的な方法はないのでしょうか。(49歳・男性・会社員)
*****
どこの家庭でもあるような相談内容ですね。
皆さんならどうお答えになりますか。
ちょっと考えてみてください。
私の考えた回答と、本物の回答者 玉置さんの回答は、明日のこの欄でご紹介します。
タカラヅカの伝統、本校の伝統
宝塚、「伝統」の一対一指導廃止
という記事が。今朝の朝日新聞に掲載されていました。
「タカラジェンヌを養成する宝塚音楽学校(兵庫県宝塚市)が、生徒間に受け継がれてきた不文律をなくした」
ということです。
記事を読むと、この不文律にはいろいろあるようです。
(先輩が乗ってるかもしれない?宝塚の親会社の)阪急電車を見たらお辞儀をするとか、
先輩の前ではみけんにしわを寄せて口をへの字にする「予科顔」をするとかいくつかは、
ちょっと独特のルールですね。
いくら永い伝統とはいえ、
ハラスメントに敏感な今の時代にはそぐわないものもあったように思えます。
この伝統については、創始者・小林一三の
「華やかな世界だからこそ、規律正しく生きるべきだという価値観」
が根底にあるという識者の指摘もあるようです。
OGのタカラジェンヌの方のインタビューでは、「人として大切な姿勢も教えてもらった」
という反面、
「理不尽なことに耐える精神力は鍛えられましたが、もう二度と戻りたくありません」
ともおっしゃっています。
宝塚音楽学校(朝日新聞デジタルから)
さて、そこで今朝は本校の伝統についてはどうだろうと考えてみました。
数ある本校の伝統の中でも、私は真っ先に誇るべきものは、
学年縦割りの生徒会組織、東輪会だと思います。
今年度はコロナの影響もあり、恒例のレクレーションは実施できていませんが、
この欄でも何度も紹介している毎日の黙働掃除には、パワーアップしながら取り組んでいます。
どんなに昼休みに汗びっしょりになって、グラウンドで遊んでいても、
掃除開始5分前には、生徒たちは潮が引くように掃除場所に集合します。
(本校ではチャイムは鳴らしません)
まず、定刻を待ちきれないように、14時少し前に
班長を中心に、始めの会で今日の目標などを出し合います。
昨日の反省に基づいた発表と拍手が、校内のあちこちで聞こえはじめます。
その後、各自が担当場所に付き、時間いっぱい「気づき掃除」をします。
もちろん、無言で黙々と行います。
そして、終わりの会では、今日の反省や気づきを発表して、拍手で終わります。
この間、先生たちに気づきを促す指示やアドバイスはあっても、大きな声はありません。
原則、先生たちも一緒に黙って掃除されます。
この「気づき・考え・実行する黙働掃除」で、本校生徒は毎日PDCAの練習をしているのです。
私はこの黙働掃除は、日本一の生徒会ならではの素晴らしい伝統になったと思います。
本校生徒は卒業しても、この黙働掃除で培った力を生かしてくれるでしょうし、
黙々と取り組んだ気づき掃除をなつかしく思い出すことでしょう。
保護者、地域の皆さんにも、機会があったら生徒たちの掃除している様子を
また見ていただけるようになったらと思っています。
『ホンマでっか!?TV』からの「プロセスを振り返る」
先日、テレビをつけてみたら、さんまさんのバラエティ番組があっていました。
いわゆる「方向音痴」のタレントの人が何人か出ていて、
「方向音痴」にまつわるエピソードをトークするというものでした。
ニュースが始まる時間までと思って見ていたら、
「目的地まで行くのはいいが、帰り道がわからなくなる」という人がいて、
話が進んでいました。
???
これはまったく私のことです。
よく困るのは、大きな駐車場に車を停めるのはいいけれど、
帰りに自分の車を見つけるのに苦労することです。
一例を挙げると、ゆめタウンの立体駐車場で、停めたところを「緑の6G」と記憶して、
「よし、緑のエスカレーターで上ってきて、こちらに出てこっちの緑の6Gだな」と確認していったのに、
買い物を済ませて戻ってくると、どうしても車に行き着かず絶望的になったこともあります。
その時は20分ほど迷ったあげく、
もしかしたら、立体駐車場の階数を間違えていて、
もう1階上のフロアの「緑の6G」だったのではないかと気づきました。
案の定、上に行ってみると、車がありました。
私が帰ってくるのを愛車が行儀良く待っているのを見つけた時は、とてもうれしかったです。
さて、番組でも私のようなタレントさんがいて、
その人には「後ろの風景を思い浮かべながら進むと、帰り道で迷わなくなる」という
アドバイスがされていました。
実は私も、(思い出したときは)
駐車場のエスカレーターに乗る前に、もう一度車の方を振り返って確認したり、
旅行などで慣れない場所に行ったときは、
周りの様子も含めて、駐車場所の写真を撮ったりするように心がけているところです。
また、このことについて、さんまさんが
「カーナビのなかった頃は、どんなに知らないところにも、自分で地図を見てたどりついていた。
そのせいか、帰り道に迷うことなんかなかった」
と言われていました。
なるほど、他の人やモノに頼るのも考えものです。
このことを、日常生活で考えてみると、どうでしょう。
先のことばかりに目を奪われるのではなく、
ちょっと立ち止まって振り返ったり、
ここまでのプロセスを確認したりすることが、
後々のために大切ということではないでしょうか。
また、他の人に頼らずに、自分の頭で考え、判断することも大事なようです。
そのことが本校の「先見」の参考になるのかもしれません。
★★マラソン大会(3校合同)のお知らせ★★
12/19(金)に牛深東中・牛深中・牛深高校との3校合同マラソン大会を開催します。
スタート、ゴールは久玉ふれあい広場です。
スタート時間とコース図は以下の通りです。
ご声援よろしくお願いいたします。
◆12km・・・ 9:50
◆10km・・・ 9:55
◆ 7km・・・10:20
◆ 5km・・・10:30
〈コース図〉
★★牛深東中文化発表会のお知らせ★★
10/12(日)に以下の通り、牛深東中学校文化発表会を開催します。
保護者の皆様、地域の皆様、多くの皆様のご参観をお待ちしています。
〈発表会プログラム〉
「天のかけ橋」リーフレット
天草地域特別支援連携協議会より天草地域の特別支援教育推進についての理解・啓発のためのリーフレット「天のかけ橋」が配付されております。ご一読いただけると幸いです。
★6月は食育月間です。
6月の「給食だより」に「食育月間」や「食育」について掲載されています。
「給食だより」をぜひご覧ください。
★天草市消費者生活センターからの注意喚起です
ご一読ください。
★天草市教育委員会より
「天草市における
『学校部活動の地域移行』
に関する進捗状況について」のお知らせがありました。
資料を添付しておりますので、ご一読ください。
Let’s go to the library!!
【展示】だれかに教えたくなるイグ・ノーベル賞&ノーベル賞【募集】
廊下の展示コーナーに、[だれかに教えたくなるイグ・ノーベル賞&ノーベル賞]コーナーを作りました。
イグ・ノーベル賞、ノーベル賞に関する本を置いています。
(展示中の本も借りられます)
【募集中】もし、だれかに教えたくなる研究を見つけたら、備え付けの用紙に記入して、みんなに共有してみませんか?
放送で紹介したのは、「集中していると目の前をゴリラが横切っても気付かないことがあると証明した研究」でしたが、
今日『わらって、考える!イグ・ノーベル賞ずかん』(古澤輝由/監修、ほるぷ出版)をふと開いたページに載っていた研究は…
「10代の若者に、どれくらい鼻くそをほじるか聞いてみた研究」
でした。
研究結果は…76ページをご覧ください。
みなさんも、気になる受賞研究を見つけたら、ぜひ教えてください。
【おいしそう…】特集コーナー
芸術の秋、スポーツの秋、そして…
食欲の秋ですね。
現在の特集コーナーは【おいしそう…】コーナーにしています。
ここで本を眺めてみなさんお腹をならしていってください。
(気になる本はぜひ借りてみてね)
【今週のくまTOMO】ごみ / 鳥
3月16日のくまTOMOの記事から、
「健康へのえいきょう心配 プラスチックごみ」
「KUMAMOTOとりさんぽ 県農業公園 春の合志市を散策」
をピックアップして関連図書を集めました。
鳥の本は、眺めるだけでも楽しいです。
『366日の誕生鳥辞典』は、その鳥にまつわる伝承や由来を元に誕生鳥が制定してあり、自分の誕生日の誕生鳥はどんな鳥か調べたり、自分と似ているところはあるか想像してみたりして楽しめる本です。
御所浦のイベントにあわせて…
御所浦の、恐竜の島博物館で一周年記念イベントが3月15日にあるそうですね。
現在、図書室前の廊下には、
イベントにいらっしゃる小林快次さんの著書
・『ぼくは恐竜探険家!』
・『恐竜時代』、
小林さんも監修者の一人である『NHKスペシャル恐竜超世界IN JAPAN』
と、そのた恐竜関連の本を並べて置いています。
気になる方はぜひ借りてみてください。
「アスクレピオスの杖」
校長先生から紹介された、「アスクレピオスの杖」のお話について振り返ってみたい方、
図書室にある『世界の神々大図鑑』(グラフィオ/編集、金の星社)をご覧ください。
NDC 164 (神話、神話学)
※現在は特集コーナーに置いています。
【くまTOMO】不登校/いじめ
今回のくまTOMOの中から、
「不登校34万人 増加続く」
「いじめも過去最多」
の記事に注目して、関連する本を集めました。
気になる本があったら、ぜひ借りてみてください。
※冬休み特別貸出中!一人5冊まで借りることができます。(返却は1月10日まで)
【くまTOMO】世界遺産/走り方
今回のくまTOMOの中から、下記の記事に注目して、関連本を集めました。
・「親子走り方教室」
・ナスカの地上絵
左側に走り方の本、陸上関連の本、右半分には世界遺産の本を置いています。
☆パラパラとめくってみたり眺めてみたりして、気になる本があったらぜひ借りてみてください。
【くまTOMO】氷
今回のくまTOMOから、「氷の不思議」の記事に関係する本を集めています。
氷に関する本。
『空想科学読本』には、氷を操るキャラクターを科学的に解説しているページがあります。
氷のキャラクター、みなさんは誰が思いつきますか?
【くまTOMO】猫島(湯島)/ノーベル賞
今回のくまTOMOから、湯島の記事とノーベル賞の記事に注目して、関連する本を集めています。
湯島に関する本は、熊本日日新聞社が発行した『猫島ありのまま』がありました。
ノーベル賞に関する本は、ノーベルさんのこと、ノーベル賞を受賞した人々の本を集めて置いています。
(ここの本ももちろん借りることができます)
コラボ給食
今週の給食は、図書とコラボしたメニューでしたね。
火曜日の給食で紹介された『食堂かたつむり』と、
水曜日の給食で紹介された「めぐろのさんま」が読める『落語ものがたり事典』
を廊下の特集コーナーに集めました。
また、「ごはん」に関するお話がたくさん載っている、『つやつやごはん』も一緒に置いています。
物語と食をいっしょに楽しみましょう。
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登録機関
管理責任者 校長 森 健一
運用担当者 唐田 尚子
住所:天草市久玉町2364番地
電話:0969-72-3214
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