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2020年8月の記事一覧

運がよくなる方法

今回の始業式は、放送で行いました。

そこで生徒たちに話した内容です。

       
「運のいい人」とは
困ったときに他の人が助けてくれたり、

元気のないときに励ましてくれたり、

夢に向かって頑張っているときに、後押ししてくれたりする、

サポーターが多い人が「運のいい人」です。


「運がよくなる方法」とは
では、生徒の皆さんに「運のよくなる方法」を教えます。
誰でも今日からできる方法です。


それは「あいさつをする」ということです。
以前「別にいいじゃないか。あいさつぐらいどうでも」と言った人がいて、私はとても残念でした。
たしかにあいさつはちょっとしたことです。
しかし、そのちょっとしたことができないあなたは何でしょうか。
ちょっとしたこともできない人に、大きなことはできないし、

応援してくれる人も増えないのではないでしょうか。


あいさつをすると運がよくなる理由
理由は二つです。
まず、あいさつをすると、相手にいい印象を与えます。

他の人から「いい感じの人だな。話しかけてみようかな、話を聞いてみようかな」と思われます。
一方、あいさつをしない人は、「この人は不機嫌なのかな、こっちまで気持ちよくないな」と思われてしまいます。


次に、あいさつをする人は、相手に「自分のことを認めてくれているな。こちらもこの人のことを認めていこう」と思われます。
それに対して、あいさつをしない人は「この人は自分のことを無視しているな、じゃあ自分はもう関わらないでいいな」と思われます。
これらの小さな積み重ねが、その人の「運」に影響していくのです。
人一人の力は限界があります。授業も、体育大会も、部活動もいっしょです。
あいさつから、人と人とのつながりがスタートし、あなたのサポーターが増えていきます。

そして、サポーターがたくさんできた人が運のいい人です。


あいさつの仕方で大事な三つのこと
しかし、あいさつの仕方に大事なことが三つあるので、気をつけてください。
一つ目は、明るいあいさつをすることです。
聞こえないあいさつや逆に怒鳴るようなあいさつでは、運はよくなりません。

あいさつした方もされた方も気持ちが明るくなるようなあいさつでないとだめです。
二つ目は、先にあいさつをすることです。
相手から先にあいさつをされてから返す、受け身のあいさつでは効果は薄いです。

こちらから先にあいさつをしましょう。
三つ目は、誰にでも何度でもあいさつすることです。
自分の利益になりそうな人だけにあいさつをしていても運はよくなりません。

学校のお客さん、地域の方等、誰にでも何度でもあいさつしましょう。

 

いかがでしょうか。各ご家庭でも、もう一度「あいさつ」について話をされてみてください。

 

1学期、離れていても、私に気付いて「先に」「明るく」あいさつしてくれた1年生の姿です。

2学期のスタートに当たって

2学期のスタートに当たって、皆さんに再度次のことをお伝えします。

どれも今年度本校で大切にしていることです。

1 命と人権より大事なものはない
本校の基本方針中の基本です。
新型コロナウイルスは、この2つを脅かすかも知れません。

しかし、私たちは今までどおり、身体も心もコロナに負けません。
全生徒、全職員が協力して感染拡大防止に努めるとともに、感染症への不安やおそれ、偏見や差別などに負けません。

雨が降ったら、傘をさして歩いていくしかありません。


2 縦糸を張り、横糸をつなぐ
みんなで協力して「縦糸を張り(ルールや規律を守り)」、

その次に「横糸をつなぐ(人間関係づくりを深める)」。

この縦糸と横糸で「なりたい自分」「なくてはならない人」という織物を織り上げていきます。


3 気づき・考え・実行する
 東中生得意の「気づき・考え・実行する」生活をさらに進めていきます。

授業、生徒会活動、学校行事、部活動などいろいろな場面で生徒たちが活躍することで、本校卒業後も、どこでも通用する人間力を身に付けていきます。         

 

 保護者、地域の皆さん、2学期も牛深東中に応援をよろしくお願いします。

 

(夏休み 部活動を頑張る生徒たちの様子から)