英語に訳する・英語を訳する楽しみ
またテレビ番組の話題ですが、「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」という番組をご存じですか。
私は時々見て楽しんでいるのですが、出川さんがよく使う「やばいよ、やばいよ」について、
かねがね、「これはすごいぞ」といういい意味なのか、「いかん、いかん」という意味なのか、どう使うのかなと思っていました。
先日、「外国人が絶望する日本語」(時と場合によっていろいろな意味にとれて、むずかしい日本語)という記事を読みました。。
その記事では、「やばい」の英訳として、少なくとも次の7種類の言葉が挙げられていました。
Cool, Cute, Terrible, Too bad, Beautiful, Awesome, Dangerous
の7つですが、それぞれ普通は何という意味で使われているでしょう。
生徒の皆さん、ぜひ手元の英和辞典で調べてみてください。
また、私たちが当たり前のように使っている「大丈夫」「お疲れ様」「どうも」などの言葉も、相手やシチュエーションによっていろいろな意味があるようですね。
外国語の和訳として有名なのは、
I love you を夏目漱石が「月がきれいですね」と訳したという逸話や
二葉亭四迷という人がロシア語の文学を翻訳した際、女性の"「Вашa」 =「yours」というセリフを「死んでもいいわ」と訳したという例が有名のようです。
和訳するにしろ、英訳するにしろ、状況や意図をくみとって微妙なニュアンスを伝えるのは、難しくもあり、楽しくもあるように思います。
生徒のみなさん、家庭学習の課題には、予習の内容もたくさん出ていますので、難しいかもしれませんが(特に英語!)、頑張りましょう。
ちなみに、出川さんは牛深にも来られていたそうです。