選手推戴式での話
一昨日、中止になった郡市中体連大会の代替大会に向けて、選手推戴式を行いました。
その時の校長からの話です。
5月末、部活動再開を前に郡市中体連大会の中止の知らせがあり、
皆さんにお話をしたときは、とてもつらい気持ちでした。
皆さんはそれ以上につらい思い、悔しい思いをしたと思います。
しかし、部活動が再開して練習を頑張っている姿、
特に3年生が東中の伝統を引き継いでつないでいこうと、懸命に頑張っている姿を見て
とても嬉しかったです。
素晴らしい3年生だと誇りに思っています。
3年生最後の大会を前に、2つのことを話したいと思います。
まず、今回の大会、3年生が最後に力を発揮できる場が実現したことに感謝しよう、ということです。
いろいろな制約や条件があり、思うようにいかないこともあるかも知れません。
しかし、大会の運営に努力されている方々、
日頃から応援し、支えていただいている保護者、家族の方々、
そしてきつい練習をいっしょに頑張ってきたチームメイトのみんなに
感謝の心を持ってほしいと思います。
2つめは、部活動の目的と目標です。
牛深東中は、「なりたい自分になる、なくてはならない人になる」ための学校です。
部活動の目的も「なりたい自分になる、なくてはならない人になる」ことです。
今回の大会で、自分自身が、部活動を通して「なりたい自分」「なくてはならない人」に一歩でも近づいたと実感できたか、
最後の試合で納得できたかが大切なことです。
また、そのためには、練習の成果を発揮して、目標である勝利を全力で勝ち取ってください。
負けて泣かないでください。
勝って泣いてください。
皆さんの健闘を祈ります。