「サイフを盗まれたら、募金箱にお金を入れる」
「投げかけたものは返ってくる」という詩(?)がありました。
恨めば、恨まれる
憎めば、憎まれる……
と始まり、以下のように続きます。
愛せば、愛される
与えれば、与えられる……
そして、最後に
しかも、倍になって
で終わります。
「倍返し」というわけでしょうか。
ああ、自分に返ってくるもんなあ、と自分を戒めて読んだところですが、
先日、ある海外ドラマを観ていたら、うろ覚えですが、このようなセリフがありました。
「小さい頃、お母さんからよく教えられたの。
悪いことが起きたら、その真逆のことをやってみればいいってね。
車で無理矢理割り込まれたら、
次は優しい気持ちで誰かに道を譲ってあげる。
サイフを盗まれたら、募金箱にお金を入れる。
そうすると、今度は自分にいいことが巡ってくるのよ」
さっきの「恨めば 、恨まれる」という状況で、
「恨む」のをやめておくだけはなく、
逆に「与えれば、与えられる」サイクルに持っていく、
ということでしょうか。
「仕返し」、「倍返し」を超越していますね。
この発想なら、「今日はツイてないな」というストレスを感じずに、
前向きに過ごせそうだと思いました。