『ホンマでっか!?TV』からの「プロセスを振り返る」
先日、テレビをつけてみたら、さんまさんのバラエティ番組があっていました。
いわゆる「方向音痴」のタレントの人が何人か出ていて、
「方向音痴」にまつわるエピソードをトークするというものでした。
ニュースが始まる時間までと思って見ていたら、
「目的地まで行くのはいいが、帰り道がわからなくなる」という人がいて、
話が進んでいました。
???
これはまったく私のことです。
よく困るのは、大きな駐車場に車を停めるのはいいけれど、
帰りに自分の車を見つけるのに苦労することです。
一例を挙げると、ゆめタウンの立体駐車場で、停めたところを「緑の6G」と記憶して、
「よし、緑のエスカレーターで上ってきて、こちらに出てこっちの緑の6Gだな」と確認していったのに、
買い物を済ませて戻ってくると、どうしても車に行き着かず絶望的になったこともあります。
その時は20分ほど迷ったあげく、
もしかしたら、立体駐車場の階数を間違えていて、
もう1階上のフロアの「緑の6G」だったのではないかと気づきました。
案の定、上に行ってみると、車がありました。
私が帰ってくるのを愛車が行儀良く待っているのを見つけた時は、とてもうれしかったです。
さて、番組でも私のようなタレントさんがいて、
その人には「後ろの風景を思い浮かべながら進むと、帰り道で迷わなくなる」という
アドバイスがされていました。
実は私も、(思い出したときは)
駐車場のエスカレーターに乗る前に、もう一度車の方を振り返って確認したり、
旅行などで慣れない場所に行ったときは、
周りの様子も含めて、駐車場所の写真を撮ったりするように心がけているところです。
また、このことについて、さんまさんが
「カーナビのなかった頃は、どんなに知らないところにも、自分で地図を見てたどりついていた。
そのせいか、帰り道に迷うことなんかなかった」
と言われていました。
なるほど、他の人やモノに頼るのも考えものです。
このことを、日常生活で考えてみると、どうでしょう。
先のことばかりに目を奪われるのではなく、
ちょっと立ち止まって振り返ったり、
ここまでのプロセスを確認したりすることが、
後々のために大切ということではないでしょうか。
また、他の人に頼らずに、自分の頭で考え、判断することも大事なようです。
そのことが本校の「先見」の参考になるのかもしれません。