サッカー元日本代表 長谷部誠選手に学ぶ
昨日のスポーツニュースで、
「サッカー元日本代表MF長谷部誠選手が、アジア人におけるブンデスリーガ最多出場記録を更新」
と伝えられました。
長谷部さんは、熊本地震の直後、ちょうど4年前の今日、6月9日に、私の前任校を訪問してくださり、
小・中学生といっしょにサッカーを楽しんでいただき、とても元気づけられました。
とにかく、「いい人オーラ」とでも言うのでしょうか、長く日本代表の主将を務めておられるスター選手なのに、
サッカー部の先輩のような感じで、気さくに振る舞っておられたのが印象に残っています。
「熊本はインターハイで訪れた思い出の地です」とおっしゃっていました。
ドイツのチームでも監督さんから信頼を得て、活躍されていることを嬉しく思います。
↓写真は、中学生とサッカーをしてくださっているところです。
当時、長谷部さんの著書「心を整える」などから印象に残った言葉をメモしていましたので、いくつかご紹介します。
自分が発する言葉というのは、自分自身に語りかけているところがある。
口にした言葉は自分の耳を通じて、自分の心に届く。
愚痴だけでなく、負の言葉はすべて、現状をとらえる力を鈍らせてしまい、自分で自分の心を乱してしまう。
心を正しく整えるためにも。愚痴は必要ない。
さぼっていたら、運なんて来るわけがない。
普段からやるべきことに取り組み万全の準備をしていれば、運が巡ってきたときにつかむことができる。
サッカーチームに限らず、リーダーとかキャプテンがよく見える時というのは、常に周りがそうしてくれているんだと思うようにしています。
だから、僕がもし、そういうキャプテンとして見られているならば、それはやはり周りのチームメイトのおかげかなと思いますね。
時間に遅れるのは、どこかに甘さがあり、本気で取り組んでいないという証拠だ。
きつい言い方をすれば、まわりに対する尊敬の念が薄い、と思われても仕方ない。
感謝する能力は、意識次第でいくらでも伸ばせるし、それに感謝は自分のためでもある。
もし、自分が感謝の気持ちを忘れなければ、まわりがどんどん自分にポジティブなエネルギーをくれるはずだ。
これらの言葉から、サッカーはもちろん、一人の人として生活する姿勢に身が引き締まるような思いがします。
写真は、サッカー部のキャプテンと握手してくださったところです。
今後のますますのご活躍をお祈りします。
ユニセフのHPです。当日の様子の動画もあります。↓