菅さんの会見から
自民党の総裁選の話題がニュースを賑わせています。
昨日は菅官房長官が出馬会見をされていました。
あるテレビ番組でも、菅さんのプロフィールを取り上げていました。
菅さんは秋田県の農家の生まれで、お父さんはイチゴの栽培で成功された方だそうです。
「冬の出稼ぎをしなくていいように、イチゴの品種改良をして冬に栽培し、
クリスマスケーキに初めてイチゴを乗せた」方だそうです。
本当でしょうか!
菅さんは国会議員二世とかではなく、いわゆるたたき上げであることを
昨日の出馬会見でも言われていました。
努力してこられた人だけに、座右の銘は「意志あれば道あり」だそうです。
その番組の中で、菅さんの元秘書で、現在横浜市議という人が出演されていて、
菅さんは
「努力をすれば、たとえ黙っていても誰かが必ず見ていてくれて、努力は必ず報われる」という意味のことをよく言われていたそうです。
その言葉を聞いて、思い出した話がありますので、長くなりますが引用します。
コメディアンの萩本欽一さんの若い時の話です。
引用:萩本欽一著『ダメなときほど運はたまる』廣済堂新書 から
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ほとんどの人は「損をしたくない」
と思って生きていますよね
だけど、そういう生き方をしていると
自分でも気がつかないうちにずるくなったり
意地悪になったりしやすいと思うの
だって今の世の中がそうでしょ?
みんなで得しましょう
損をしたい人は勝手に苦労してなさい
っていう仕組みになってますよね
幸運もお金も
人のあいだをぐるぐる回ってるんだから
すべての人が一緒に得をするなんて
ありえないんですよ
幸せになりたいと思うなら
進んで損をしたほうがいいの
人とつき合うときは
率先して損な役回りをすると
だれかが幸運を持ってきてくれます
自分のために損をしてくれた人がいたら
うれしくなるでしょ
だから人間関係が円滑になるし
一緒に仕事をするときも
信頼関係が早く結べるんです
かといってなにか見返りを求めて損をしたり
相手にとって負担になるような
極端なことをしちゃダメ
このあたりはバランスを考えて行動しないと運にならない
僕の場合、なにか事を興(おこ)すときは
必ず損から入ります
これを覚えたのは、高校時代でした
(つづく)