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「今年の5月は母の月」

 「不要不急」の外出を避けて…と言われると、私などは学校の仕事以外は、ほぼすべて不要不急に思えてきます。大型連休中は食事するのもまさに不要不急な感じで、ゆったり過ごしました。
 5月7日の朝日新聞に、「外出自粛、最低限の買い物のみ、となると花屋なんて、一番に不要とされる仕事だと思ってました」で始まる記事がありました。
 木村さんの働く大阪の花屋さんで新型コロナウイルスの影響が出始めたのは2月ごろ。会社の送別会などが中止となり、卒業式も縮小され、花束の注文のキャンセルが増えたそうです。
 外出自粛となり、「もうお客様は来ないだろうし、休業にする可能性が高いな」という話が出ていました。木村さん自身も「それはそうだろうな。こんな時に花なんて、不要不急に決まっている」と思っていました。
 ところが、しばらく経った頃、「自宅に癒やしが欲しい」と、食料品などの買い物ついでに花や小さな観葉植物、苗などを購入する人が増え始めたそうです。


 「花や野菜の苗を買うお客さん、休校中のお子さんと育てるとのこと。家に飾る生花や観葉を買うお客さん、家にずっといるから…と。花って不要じゃないんだ。こんなときこそ必要なのかもしれない」木村さんはそう気づいたそうです。

(写真は木村さんのツイッターから)
 昔、先輩の先生に「不要の要」という話を聞いたことがあります。「一見、ムダに見えるものが、実は役に立つ」という意味ですが、生徒指導などにおいても、何気ない小さな取組が本質的には大切なことがある、と言われていました。
 「不要不急」が言われるこの頃、改めて大切なものは何か、家族や親しい人たちで見直してみるのもいいのではないかなと思いました。
 明日5月10日は母の日ですが、日本花き振興協議会では「今年の5月は母の月」というキャンペーンをされているそうです。5月を1か月丸ごと「母の月」として期間を長くし、販売促進とともに感染拡大を防ぎ、配送業者さんの負担軽減にもつなげようという呼びかけだそうです。

 長い休校でご家庭のご負担も多くなり、大変だと思いますが、皆さんもお花をいかがでしょうか。