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あなたならどうする「日本のごみ箱をもっと増やして!」①

昨日、1年生に道徳の授業をさせていただきました。

本校では、道徳教育推進教師の杉本先生の肝煎りで、

道徳の「ローテーション授業」が行われています。

全部の先生方は、他学年の道徳の授業を、ローテーションで行うという、

過酷な?システムです。

校長も例外ではなく、昨日1年生の教室におじゃましたところです。

 

「だれもが気持ちよく過ごせる社会を目指して」

というテーマでの授業でした。

皆さんも次の新聞投書を読んでみられてください。

 

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日本のごみ箱をもっと増やして

 

例えば、鼻をかんだとき。

テイクアウトのコーヒーを飲み干したとき。

ごみを捨てる場所を探しても近くになくて、落胆する。

街にごみ箱がないのだ。
日本ではあちこちで「ごみは自分で持ち帰ろう」といった看板やポスターを目にする。

しかし、草むらなど人目につかない場所には、捨てられたごみが多い。

人が少ない場所に放棄するのは、捨てることに多少の罪悪感があるからだろう。
短期留学で米国に行ったとき、ごみ箱の多さにおどろいた。

大学構内でも三十歩で次のごみ箱にたどり着く。

観光地でも地面に落ちたごみはなかった。

ごみ箱は錠やふたが付いており、ごみ収集車が常に巡回。

ごみ箱と周囲は、いつも清潔に保たれていた。
観光立国を推進する日本には、今後、さらに外国人観光客が訪れるだろう。

ごみ箱が常に周囲に存在する環境で育った人たちは、戸惑うのではないか。

ごみ処理はモラルに任せるという姿勢では限界がある。

より多くのごみ箱を設置してほしい。

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この文章を読んで、あなたはどう考えますか。

1年生には、

「私は、日本の街の中にもっとごみ箱を増やすことに(賛成・反対)です。」

という書き出しで、賛成か反対かの立場に立って、意見を書いてもらいました。

 

その結果は、明日のこの欄でご紹介します。

(つづく)