林修先生
昨日は「今でしょ!」というお話でしたので、今日はそこから関連して(?)有名な予備校講師の林修先生のお話をします。
土曜朝放送の「サワコの朝」というテレビ番組をご存知でしょうか。
杉本先生は大好きな番組だとおっしゃっていました。
私も、ゲストの方の「思い出の中で今でも輝いている曲」、「今、心に響く曲」とその曲への思いを聞くのが大好きです。
さて、ずいぶん前ですが、この番組にゲストとして林先生が出演された時に、感銘を受けた話がありました。
ちなみに、林先生の「思い出の中で今でも輝いている曲」は、松田聖子さんの「風は秋色」という曲でした。
(以下はネットで要約してあった記事を参考に、思い出しながら書いています)
司会の阿川佐和子さんが、子供を持つ親御さんに何かメッセージはないですかと聞かれた時です。
林先生は小学生時代に歴史が大好きで、源氏について調べ続け、家系図などを小2から小6までかかってまとめ上げたそうです。
源氏の歴史に熱中した子供時代を振り返って、このようなことを言われてました。
「もしお子さんがずっと同じことばかりやっていたら、何でまた同じことばっかりやってるのって言うんじゃなくて、とことんやらせてほしい。
ずっと同じことをやり続けるから、やり方を工夫して変わっていく。
それがその人の知の整理になる。
それを中途半端に取り上げないでほしい。その人の武器になりますから」
大人の目から見たら、たいした意味もなく、一見ムダに思えることでも、子供にとっては意義のあること、将来の底力になることもあるのでしょうか。
林先生の言葉はとても含蓄のあるものでした。